習い事の中でも人気の高いピアノは、教室に通うきっかけが「子供が習いたいと言ったから」というケースも多いと思います。
他にも「将来のためになるから」「子供の自信になるものを作ってあげたい」「コンクールに出場させたい」など習い始める理由は様々だと思います。
そこで悩むのはどのピアノ教室に通うかですよね?
今回はピアノ教室の選び方のポイントをまとめてみました。
子供のピアノ教室の選び方は?
ピアノを習う理由は何ですか?
教室選びにまずそこから?と思われたかもしれませんが、理由を明確にすることが大切です。
お子さんはなぜ、ピアノを習いたいのですか?
実は今回の教室選びは音大やピアノの先生を目指すお子さんには向いていないと思います。
子供のピアノ教室続けるコツは?
上記で述べたピアノを習う目標を達成するにはどうすればいいと思いますか?
色々理由はあると思いますが、管理人は
ピアノを好きになること
が最も大切だと思ってます。
「ピアノは元々好きだから習いたいって言いだしたんだし、最初から好きだと思う。」
そのご意見、分かります。
でも、周りのママさん達の意見を聞くと
ピアノ教室を選ぶ時のポイントは?
では、ママさん達はどんなことに気をつけてピアノ教室を選んでいるのでしょうか?
●立地
●費用
●振替システムの有無
●子供と先生の相性
上記を重点としてピアノ教室を探していることが多いです。
1つずつ説明させて頂きますね。
立地
自宅から近いなど通いやすさは重要なポイントだと思います。
将来お母さんの仕事が忙しくて送迎できなくなってしまっても自分で行けるので続けることができます。
費用
月謝だけだと思っていたら、教本代、光熱費、クリスマス会費、発表会費など予期せぬ出費が多かったという方もいます。
ちなみに管理人の娘が通う個人ピアノ教室の費用を例にさせていただくと下記のような費用がかかります。年間で計算すると8万円くらいです。
月謝 | 毎月 | 6,000円 |
教本代 | 新しい教本に進む時に | 1,200円 |
クリスマス会 | プレゼント交換用のプレゼント代 | 800円くらい |
発表会 | 2年に1回 | 8,000円 |
予めだいたいの出費を聞いておくと良いかもしれません。
上記以外の出費
・ピアノ
ピアノを始める上での最大の壁ともいえますね。
管理人は子供の時に両親に購入してもらったピアノが実家に置いてあったので、そのピアノをピアノ引っ越し業者にお願いしました。
両親も飾りになっていたピアノを孫に使ってもらえると喜んでくれました。
ピアノは当時で70万円ほどしたようです。
引っ越し代は同じ県内なので18万円くらい、それに調律代が15,000円くらいでした。購入することを考えたら安いですね。
電子ピアノ、アップライトピアノ、グランドピアノ、どれも鍵盤の重さやタッチ感が違うようです。
鍵盤慣れもあるので、ピアノについては専門家やピアノ教室の先生に相談に乗ってもらった方がいいかもしれません。購入するにしても高額なので、慎重になりますよね。
発表会で着る衣装
娘の場合は5,000円以内の購入しやすいドレスを選びました。
ホテルでの食事くらいにしか他では使用できなかったので、勿体ないともいえる出費ですが、やはり娘は日頃着れないドレスを着れたのは嬉しかったようです。
振替システムの有無
レッスンの日に予定が入ってしまった時や体調を崩してお休みしてしまった時など他の日に振替えしてもらえるととても助かります。こちらも予め確認しておくと良いと思います。
子供がピアノを好きになるポイントは?
それは、先生との相性とレッスンをどのようにしているかです。
体験レッスンが終わったらぜひお子さんに先生の印象を聞いてみてください。
管理人の娘は仲良しのお友達が習っている教室に入ったので、体験レッスンの際はお友達も一緒にレッスンをするように先生が配慮してくれました。
そのおかげもあったのか、とても楽しかったようです。
最初から相性の良い先生でしたが、習い始めると娘はどんどん先生を信頼するようになり、色々と話すようになりました。
ここで管理人が良い先生だなと思った部分を上げさせて頂きます。
・子供を叱らずに楽しくレッスンをしてくれるところ。
・家での練習は集中力が持つ時間でいいので、できるだけ毎日続けてくださいと言われたこと。
・音を当てる練習や音符を書く練習もしてくれるところ。
・教本だけでなく、ジブリやディズニーなど娘が弾きたい曲も弾かせてくれるところ。
大手ピアノ教室と個人ピアノ教室
ピアノ教室には大手楽器メーカーが経営する教室と、個人が開いている教室があります。
大手ピアノ教室
【メリット】
- 一定の基準を満たした経歴の先生がそろっている
- レベルに合わせたカリキュラムが組まれている場合が多い
- 発表会などのイベントで技術力アップさせることができる
- 教室が多く通いやすい
【デメリット】
- 振替レッスンをする場合、いつもと違う先生が教えることがある
- 休んだら振替レッスンが受けられない
- 自分で先生を選べない場合がある
- 施設維持費やメーカーの利益が含まれているので、レッスン料が個人教室より高め
- レベルに合わせてレッスン料が高くなっていく
個人ピアノ教室
【メリット】
- 年齢やレッスン内容にもよるが、大手ピアノ教室よりも費用が安い
- 弾きたい曲や教材の相談がしやすい
- レッスン日変更の融通が利きやすい
- 成長ペースに合ったレッスンが受けられる
【デメリット】
- 教室によって、先生の経歴・実力・レッスン料に大きな差がある
- 発表会がない、または小規模である
- 教室の設備が整っていない
大手・個人どちらのピアノ教室が向いている?
大手がいいか?個人がいいか?悩む方もいらっしゃると思います。どちらの方がお子さんに向いていると思いますか?周りのママさん達の意見やネットの意見をまとめてみました。
大手ピアノ教室
発表会、グレードテスト、コンクールなどステップアップを目指す指導が多いので、より上手くなりたい、上を目指したいお子さんに向いていると思います。
個人ピアノ教室
・楽しみながらピアノが弾けるようになりたい!
・吹奏楽部に入る前に楽譜が読めるようになりたい!
・保育士になるために、ピアノが弾けるようになっていたい!
・学校の音楽祭や合唱コンクールなどで、伴奏をしたい!
お子さんの目的に合わせて教室を選ぶなら、個人のピアノ教室の方が要望を受け入れてもらいやすいかなと思います。 娘の通う個人ピアノ教室では先生が合唱コンクールなどの伴奏に力を入れています。ピアノの先生が学校よりも先に楽譜を用意して、早めに練習を開始させてくれるようです。
大手でも個人でも教室によると思いますので、確認してくださいね。
どうやって教室を探すの?
知り合いに紹介してもらう
近くのピアノ教室なら、知り合いが通っている可能性も高いのではないでしょうか?
管理人も娘をピアノ教室に通わせるまでの半年間くらいは機会があるたびにどんなピアノ教室に通っているのか、ママ友の何人かに聞いたりしていました。
その中から指導方針などに惹かれたピアノ教室、また娘と仲良しのお友達が通っていることも決め手になりました。
習い事はお子さんのお友達と一緒に始めると長続きします。
ピアノの先生も心得てくれていて、たまに連弾の曲をテーマに一緒にレッスンしてくれたりします。
連弾で娘は音楽を友達と奏でることの魅力に気づいたようです。気づけば、中学の部活は吹奏楽部に入りたいと言うようになりました。
ネットで検索する
大手ピアノ教室はホームページに詳しく説明されてますので、確認してくださいね。
個人ピアノ教室は下記の検索サイトで検索してみてくださいね。
【ピアノ教室検索サイト】
まとめ
いかがでしたか?
お子さんが長く楽しくピアノを続けてることができればいいですよね?
そのためにもお子さんと相性の良い先生、
お子さんの目的に合ったピアノ教室を選んであげられるといいですよね?
また、習い事は始めてから一年は慣れる期間だと管理人は思っています。
一年を過ぎた頃から時を重ねるごとに自分の自信に変わってくるのだと思います。
なので、しばらくはゆっくり見守ってあげるのも大切かなと思います。
そこでお願いです。
ピアノの練習が習慣化されるまでは時間がかかります。
「またピアノの練習してないの?そんなことなら辞めさせるよ!」
と言わずに、「今日も○○ちゃんのピアノが聞きたいな~」などと練習を促してください。
ピアノの練習をやりたくないわけではなく、ピアノの練習を忘れてしまうことが多いだけなのです。
ある日、今まで弾けなかった曲が弾けていることに気づき、自分の成長を感じ、もっと弾きたい!もっと上手くなりたい!と自ら思うようになってくれたらいいですよね。
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最後までお読み頂き、ありがとうございました!
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