今日は「ピアノの目標」ついて書かせて頂こうと思います。私自身、小学生の時にピアノは習っていましたが、ピアニストにも音大にも程遠いレベルだったので、調べた範囲でのご紹介になってしまいます。ご参考程度に読んで頂けたらと思います。
ピアニストって何歳から始めてるの?
小池美奈(こいけ みな)さん
ピアノを始めた年齢:3歳
学歴:桐朋学園大学音楽学部卒業
羽田裕美(はねだ ひろみ)さん
ピアノを始めた年齢:4歳
学歴:大阪音楽大学音楽学部ピアノ科卒業。
中村芙悠子(なかむら ふゆこ)さん
ピアノを始めた年齢:6歳
学歴:昭和音楽大学器楽学科ピアノ演奏コース(特待生)/ベルリン芸術大学
3歳、4歳、6歳とバラつきはありますが、一般的にも幼少期に始めて本格的にピアノを習う人が多いようです。
練習量は?
何時間練習したからピアニストになれるという訳ではないですもんね。人によって練習量は様々ですが、コンクールに参加していた私の友人の娘さんは小学生の時に平日4時間、休日8時間ピアノの練習をしていたそうです。
色々調べてみましたが、やはりピアニストを目指してる小学生は膨大な練習をこなしていると思います。
音大の学費っていくらくらいかかるの?
【国公立の音芸大】
東京藝術大学
授業料
535,800円と学費は他の国公立大学と同じ金額です。
どんな人が合格するの?
東京藝術大学を例としてみましたが、「音楽の東大」とも言われていて、簡単に目指せる学校ではないようです。
ちなみに、色々と調べてみたところ多かったのがこのようなご意見でした。
- 芸大の教授か准教授のレッスンに通う
- コンクールに出場する
- 一日8時間ほど練習する
【私立の音芸大】
桐朋学園 音楽部門
授業料
8,426,400円と国公立大と比べると学費の差が歴然です。こちらは学費だけを比べたものなので、実際は他にも色々と費用がかかると思われます。
今回は代表的な大学を例にさせて頂きましたが、他にも専門的にピアノを学べる大学がありますので、確認してみてくださいね。詳しくはこちらのサイトが便利です↓
ピアニストになるには
免許や資格は必要ありません。世界的なコンクールで入賞すると注目を浴びることになるようです。
小学生時代、プロ野球を目指して野球をする男の子は多いですが、プロ野球選手として活躍できる人は努力も才能も運もある一握りの人ですよね。
ピアニストにも同じような感覚を受けます。
ピアニストのお給料は?
一回の出演料が100万円を越えるピアニストはごく一部のようです。コンサートだけで生計を立てられる方は一握りで、大半は副業をしながら演奏活動をされているようです。
ピアノの先生になるには
ピアノを活かしつつ働くことのできる場として、ピアノの先生があげられます。資格は必要ありませんが、音大卒、または音楽の中学校・高等学校の教諭免許があるとより高い評価が得られるようです。
ヤマハ音楽教室の講師になるには
対象者:専門学校・短期大学・4年制大学・大学院を卒業した人
試験内容:筆記試験、楽典、聴音、初見演奏など
ヤマハの先生になるには「ヤマハ音楽能力検定制度(ヤマハグレード)」で5級以上を取得する必要があります。
ピアノの先生のお給料は?
個人宅でピアノ教室を開いたり、楽器店のスクールで教えるなどにより給料は様々なようです。
フルタイム勤務で10万~25万くらいの収入になる方が多いようですが、ヤマハ音楽教室やカワイ音楽教室で5万くらいとの話も聞きます。パート勤務ということかもしれませんね。
保育士にピアノは必要?
保育士はピアノを弾けなくても資格を取得できるようですが、大学の保育科ではピアノは必須のところもあるようです。また、保育所などで働く場合は子供たちと一緒に大きな声で歌いながら弾くことが求められます。
また、流行のアニメの曲やゲームの曲を弾ける先生は子供達に人気があります。ある程度は弾けると良いかなとは思いますが、無理に練習をさせることはないと思います。それよりもピアノが好きになるような練習をさせてあげることが大事かなと思います。
まとめ
いかがでしたか?皆さんは何の為にお子さんにピアノを習わせていますか?
子供自身が目標に向かってピアノの練習を頑張っているならそれで良いのです。
親としては嬉しく思いながら支えてあげたいですよね?
ピアニストを目指すなら、それなりの覚悟と練習量が必要です。ピアノの先生を目指すにしてもやはりある程度のピアノのレベルが求められます。目的を達成するために親御さんも少々厳しくなってしまうこともあると思いますが、それも一流を目指すためには必要なことかもしれないと思います。
しかし、嫌々ながら、ピアノの先生に怒られながら一日何時間も練習をしているのなら、それは何の為ですか?私の周りでもピアノの練習が厳しくて辞めてしまった話をよく聞きます。
「自分にはこれがある!」と思えるものを作ってもらいたい。それも大切なピアノを頑張る理由の1つですよね。その場合はお子さんにそのことを伝えていますか?子供は理由も分からないまま親のために頑張っている子も多いのです。きちんと伝えてあげることで、ピアノを頑張る意味を見い出せるケースもあるかもしれません。
お子さんの目標に合わせて教室を選んであげることも大切なことと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました!
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