夏休みの自由研究で星の観察!夏の大三角とギリシャ神話のまとめ方

夏休みの宿題

夏休みの自由研究は必須でない小学校も多いですよね?

絶対やらなければいけない宿題ではないので、取り組むなら興味のあることや興味を持ってもらいたいものに挑戦させたいですね。

小学校四年生くらいになると星の観察もするようになるので、興味が持てるかもしれませんね。

また、ギリシャ神話も絡めて調べるとより興味が湧くかもしれません。

今回は小学校の宿題、夏休みの自由研究「星の観察」をご説明します。

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夏休みの自由研究で星の観察!

夜空ってとても綺麗ですよね。

特に夏の大三角は夏休み中に見つけやすので自由研究におすすめです。

それでは自由研究のまとめ方のコツをご説明しますね。

研究のテーマ

研究の目的が分かるような書き方をします。

今回は夏の大三角とギリシャ神話がテーマなので、夏の大三角とギリシャ神話にしました。

名前

自分の学校名、学年、名前を書きます。

調べようと思ったきっかけ

どうして研究をしようと思ったのかを書きます。

今回は「星に神話があると聞いて興味を持ったので、調べてみました」にしました。

夏の大三角の調べ方

次に調べ方を書きます。

夏の大三角はどうやったら見ることができるのでしょうか?

夏の大三角の方角はです。

東の空を見上げるとひときわ輝く3つの星を見つけることができます。

見つけやすい条件

・晴れている日

・7月の上旬~8月の下旬くらい(特に8月上旬が一番見やすい)

・20時~21時半

見つけることができたら、写真を撮っておきます。

いつ調べたかも書いてくださいね。

こちらは見本なので、本物の写真を撮ってくださいね。

 

調査結果:大三角の星座を調べる

3つの星は何ていうのでしょうか?

1つずつ見ていきましょう。

一番上のひときわ明るい星:こと座のベガ(織姫星)

こと座は竪琴の形をしていて、モデルはギリシャ神話に登場するの名手オルフェウスの竪琴だったと言われています。

星座にまつわる神話をご紹介します。

オルフェウスの琴

オルフェウスの奏でる美しい琴の音色には、森の木々や動物たちさえうっとりと聞きほれるほどでした。

美しい森のニンフ(妖精)エウリディケを妻に迎え、幸せな毎日を送るオルフェウス。

しかし、結婚して間もなく、エウリディケは毒蛇に脚をかまれ、命を落としてしまいます。

オルフェウスは、なんとか妻を取り戻そうと一人冥土へ向かいます。

死者ではないオルフェウスは冥土に入ることを許されず、行く先々で冥土の番人たちに道を阻まれるのですが、その度ごとにオルフェウスは竪琴を奏でます。

すると、番人たちはその音色に心を打たれ、道を開けるのでした。

冥土の王ハデスの元へたどり着いたオルフェウスはエウリディケを想いながら琴を奏でます。

それを聴いたハデスの妻、ペルセポネは自分も愛する母と引き離されたため、オルフェウスの気持ちに何とか報いてやりたいと、ハデスを説き伏せます。

そしてついにオルフェウスは、エウリディケを地上に戻す約束を取りつけたのです。

しかし、「地上にたどり着くまでの間、絶対に後ろを振り返ってはならない」という条件がついていました。

来た道を戻るオルフェイス、後ろにエウリディケがついて来ているはずですが、足音も人の気配さえも感じられません。

地上に近づくにつれて、オルフェイスの不安は大きくなっていきます。

そして、地上の光が見えた時にオルフェイスは後ろを振り返ってしまったのです。

そこには悲しみの表情のエウリディケの姿がありました。

エウリディケは、あっという間に冥土に引き戻されてしまいます。

こうしてオルフェウスは、エウリディケを永遠に失ったのです…。

オルフェウスは以後、二度と琴を奏でることはありませんでした。

オルフェウスの死後、その琴だけが天に上げられ、星座になったということです。

天の川を挟んだ一等星:わし座のアルタイル(彦星)

星座になっているのは、大神ゼウスが変身した姿だと言われています。

星座にまつわる神話をご紹介します。

ガニメーデスをさらった大鷲に姿を変えた大神ゼウス

トロイの国に、ガニメーデスという王子がいました。

ガニメーデスはとても美しい少年で、その美しさにはどんな美女もかなわないほどです。

栗色の髪の毛に黒い瞳、バラ色の唇をしていたと言われ、男性もその美しさの虜になってしまうほどでした。

ちょうどそのころ、ゼウスは神々の宴席で神々にお酌をする者を探していました。
ゼウスはガニメーデスの聞きしにたがわぬ美しさに夢中になり、自分の側に置いておきたいと思いました。

ゼウスは大鷲(わし座)に姿を変え、ガニメーデスを神々の住むオリンポス山へと連れ去りました。

オリンポスの山頂に舞い降りた鷲は、ガニメーデスの前にゼウスの姿を現しました。

そして、ガニメーデスに、ゼウスはこう告げます。
「お前のような美しい少年がわたしの側にいてくれるなら、わたしは永遠の若さと美しさをお前に与え、人々の憧れとなるように約束しよう」

その後ゼウスは、ガニメーデスを神々の宴席につかせ、神々が飲む不老不死のお酒、ネクタールをつぐ役目を与えました。

みずがめ座はネクタールを給仕するガニュメーデスと酒壷にそれぞれ見立てられたものであるといわれています。

夏の大三角で一番東に位置する星:白鳥座のデネブ

アラビア語のめんどりの尾という意味の言葉が語源になっているそうです。

こちらも星座になっているのは、他にも説があるのですが、大神ゼウスが変身した姿だと言われています。

星座にまつわる神話をご紹介します。

白鳥に姿を変えた大神ゼウス

はくちょう座はギリシャ神話では、大神・ゼウスが変身した姿だと伝えられています。

大神ゼウスはいつも美しいものに惹かれてしまうのですが、

この時はスパルタの王・テュンダレオスの妃・レダに惹かれてしまいます。

レダは、その美しさには並ぶものがないと言われているほどの大変美しい女性で、大神・ゼウスもその虜になってしまいます。

そのレダに近づくためにゼウスは白鳥に姿を変えます。

レダはふたつの卵を産み、ひとつの卵からは双子の兄弟、カストルとポルックスが生まれますが、この二人がふたご座になっています。

もうひとつの卵からは双子の姉妹が誕生し、ひとりはトロイのヘレネーもうひとりはクリュテムメストラという、いずれも美しい女性が誕生します。

卵がかえると、レダはヘレネーを娘として育てたゼウスはヘレネーの誕生を記念して、天空にはくちょう座を作ったといわれています。

自由研究のまとめ方

これらをイメージしやすいように画像にしてみました。

 

調べるきっかけや調べ方などの項目は学校によって決まりがありますので、プリントや先生に聞いて確認してくださいね。

 

まとめ

いかがでしたか?

3星のうちベガとアルタイルは、七夕の伝説における「おりひめ(織姫)」と「ひこぼし(彦星)」でもあります。

織姫と彦星についてはこちらの記事でご紹介してますので、ご覧になってくださいね。

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最後までお読み頂き、ありがとうございます。

 

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