読書感想文の課題図書2018「こんぴら狗」のあらすじやおすすめポイントは?

第64回(2018年)青少年読書感想文全国コンクールの課題図書、

小学校高学年向けの本の中から今回は「こんぴら狗」をご紹介したいと思います。

本のあらすじや心に残った場面や感想などをお伝えします。

どの本にしようか悩むお母さん方のお役に立てたら嬉しいです。


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読書感想文の課題図書2018「こんぴら狗」

第64回(2018年)青少年読書感想文全国コンクールの課題図書の「こんぴら狗」

とはどんな本なのでしょうか?

「こんぴら狗」の著者は?

著者:今井 恭子

画:いぬんこ

出版社:くもん出版

「こんぴら狗」のページ数は?

334ページ

「こんぴら狗」のあらすじは?

子犬の時に捨てられていたところを助けてもらい、大切に育ててくれた弥生の病気が治るように

金毘羅さんにお参りするため、犬のムツキは「こんぴら狗」として旅に出されることになります。

お話自体はフィクションですが、金毘羅さんのお参りに行かせる風習

「こんぴら狗」は本当にあった風習です。

旅の道中の出会いや別れが描かれています。

「こんぴら狗」のおすすめポイントは?

これから、「こんぴら狗」のおすすめポイントを3つあげさせてもらいますね。

ムツキを金毘羅さんにお参りに出す場面

弥生の病はなかなか治らず、昔からお世話になっているご隠居から

飼い主に代わって金毘羅さんにお参りに行く「こんぴら狗」として

ムツキを旅に出すことを勧められます。

 

可愛がって育てたムツキを遠く離れた金毘羅さんにお参りに行かせるなど、

弥生には考えられないことでしたが、ちょっとしたことがきっかけで

お参りに出すことになります。

 

後悔する弥生。

でも、もう後にはひけなくなってしまいます。

この場面では弥生の後悔やムツキと離れる不安が伝わってきました。

 

ムツキと途中まで一緒に旅に出ることになったご隠居との別れ

京(今の京都)まで一緒に旅をするはずだったご隠居との別れが訪れます。

ご隠居との別れが一番強烈でした。

ここはお話してしまうと本の魅力が半減してしまうので、

実際に読み進めて確認してくださいね。

 

ムツキは弥生との別れ、ご隠居との別れ、

その後出会うことになる多くの人との別れを経験します。

 

ムツキが弥生の元に帰ってくる場面

旅を終えたムツキは弥生の元に金毘羅さんのお札を持って帰って来ます。

弥生の病気はどうなったのでしょうか?

ムツキは家の近くになると、途端にソワソワし始めます。

この場所を覚えてる。

弥生に会える!

そんな気持ちが伝わってくる場面でした。

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「こんぴら狗」を読んだ感想は?

物語はフィクションですが、「こんぴら狗」は実際にあった風習です。

 

江戸時代は庶民の旅行は禁じられていましたが神仏への参拝は許されていました。

しかし、旅行のためだけに人々は参拝したのではありません。

 

まだ医学や科学が発達してなかったため”藁にも縋る思い”で神様にお願いしたのです。

 

中でも三重県にある「伊勢神宮」への参拝は庶民の夢であり、「お伊勢参り」と言われました。

お話の後半に登場する盲目の少年宗郎(むねお)とその母澄江(すみえ)お付の善七の三人も

お伊勢参りの帰りでした。

 

その伊勢神宮に並ぶ人気だったのが讃岐(今の香川県)にある金刀比羅宮(ことひらぐう)です。

こんぴらさんと呼ばれて親しまれており、金毘羅と書かれることも多いです。

 

しかし、江戸(今の東京)から讃岐までは道のりは遠く、旅慣れた人に代参を

お願いすることもあったようです。

 

それは人だけに限らず、「こんぴら参り」と書かれた袋を首にかけた犬が飼い主の

代参を務めることもありました。

 

「こんぴら狗」の首につけられた木札の表には「こんぴら参り」と裏には飼い主の住所が書かれ、袋には金毘羅さんへ奉納する金銭、初穂料や道中のエサ代が入っていました。

 

「こんぴら狗」を大事にすれば金毘羅さんからのご加護を受けられると考えられていたようで、

首の「こんぴら狗」の札を見れば、多くの人が協力してくれる時代だったようです。

 

このお話はフィクションですが、お話を読み進めていると具体的でその当時の状況を

色々と調べて書かれているのだなと感じることができます。

 

実際あとがきには「こんぴら狗」についての記録がほとんどなく、

多くの方に情報を提供してもらい、完成したことが書かれていました。

取材に3年の月日を要したそうです。

 

このお話の中で印象深かったのが、

 

ムツキへの愛情

 

犬好きの作者らしい愛情が伝わってきます。

 

そして、出会うことになる多くの協力者達へのムツキの愛情も相手によって様々で、

別れが辛い相手も、単にこの先の不安だけの別れも・・・

 

どんな別れも「これからどうなるんろう?」と読んでる私も不安になってしまいました^^;

 

しかし、この不安がお話の魅力に繋がっています。

次はどうなるんだろう?

そう思う気持ちが本から離れられなくなります。

まとめ

いかがでしたか?

おすすめのポイントは私が印象に残った場面をご紹介しました。

読む人によって感動するポイントは変わってくると思います。

読みながら感動したところや心に残ったポイントにふせんをつけておくと

後でスムーズに読書感想文を書くことができます。

 

そんな読書感想文のポイントをまとめた記事がこちらです。

また、他にも同じ小学校高学年の課題図書についてもご紹介していますので、

ご覧になってみてくださいね。

最後までお読み頂き、ありがとうございます。

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