第64回青少年読書感想文全国コンクール課題図書小学校中学年の部より今回は「森のおくから:むかしカナダであったほんとうのはなし」についてあらすじや内容、書く時のポイント、読書感想文の例文もご紹介します。
森のおくからのあらすじや内容、基本情報は?
こちらは2017年9月1日に発行された本なので、私の通う図書館には置いてませんでした。
それではまずは基本情報から見ていきましょう。
森のおくからの著者は?
著者:レベッカ・ボンド
訳:もりうちすみこ
森のおくからのページ数は?
33ページ
もりの奥からのあらすじは?
森のおくからで読書感想文を書く時のポイントは?
森のおくからの読書感想文例文は?
森のおくから:むかし、カナダであったほんとうのはなしを読んで
◯年◯組 氏名
私は森のおくからの本の表紙を見た時に、ちょっと怖そうなお話だなと思いました。
表紙には男の子が描いてありました。このお話の主人公のアントニオです。
それに木とクマやシカ、うさぎやキツネなどの動物が描かれています。
どんなお話なのだろうと思ったら、100年くらい前にカナダで本当にあった山火事の時のお話でした。
アントニオはゴーガンダ湖のほとりでおかあさんがやっているホテルに住んでいました。
ホテルで働く大人たち、ホテルに個室に泊まっているお客さんたち、何か月も泊まる人たち用の大きな部屋には猟をしたり、木を切ったり、銀の鉱石を掘る人がいました。
アントニオが5歳の時に大きな山火事がおきました。
どんどん燃え広がる炎に人々が逃げる場所はゴーガンダ湖しかありませんでした。
私はとても怖いなと思いました。
このお話では湖があったから逃げられたけど、自分が火事にあったらどうしたらいいんだろうと
不安になりました。
そこで、お母さんに家事の時はどうしたらいいか聞いてみました。
「火事がおきたら自分で何とかしようとせずに、逃げて大人に知らせてね。
あと、煙は数呼吸しただけで命の危険があるから煙を吸わないように
ハンカチやタオルが手元にあれば、口と鼻をふさいでね。
濡れたタオルだとさらに効果的なんだけどハンカチ濡らしてる暇はないからあるものでいいからね。」
と言われました。ハンカチは常に持っていた方が良さそうです。
火事にあった時のことなんて考えたくないけど、知っておくことは大事だなと思いました。
お話の中で一番心に残ったのは湖に動物たちが避難してくる場面です。
オオカミやクマ、キツネやリスまでも湖に入ってきました。
私はこんなことってあるんだなあって不思議な気持ちになりました。
普通に過ごしていたら、追いかけたり、逃げたりするはずなのに、異常事態を動物も感じているんだなと思いました。
更に不思議だったのが、アントニオが住んでいるホテルが燃えなかったことです。
湖の周り全てが燃えるような火事だったのに、ホテルが燃えなかったなんて奇跡です。
みんな火事がおさまってホテルに戻り、いつものようにベッドで眠っているのが不思議すぎて本当にあった話なのかなと疑ってしまったほどです。
でも、1914年にカナダでアントニオが経験した本当のお話らしいです。
私はこの本を読んで良かったなと思いました。
それは火事のことを考えられたからです。これからも困った時にどうすればいいか知っている人になりたいです。
そのためにもっとたくさん本を読んで、知恵をつけたいと思います。
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これで1,092字になります。
小学校3・4年生で習っていない漢字も使用しています。
感想文を書く時は習ってない漢字はひらがなで書いてくださいね。
また、この文章ではコンクールに入賞できないので参考にしながら、自分の感想を書いてくださいね。
こちらは読書感想文の書き方についての記事です。
こちらは小学生の女の子におすすめの本です。
ちょうど3・4年生にぴったりの本だと思います。
まとめ
いかがでしたか?
ちょっと怖い内容かもしれませんが、お話自体は淡々と書かれていて、怖さは感じません。
きっと、ずっとわすれない。
人間と動物をへだてていたものがなくなった、あの日のこと_。
本の帯に書かれていたこの言葉が作者が一番伝えたかったことだと思います。
ぜひあなただけの素敵な感想文を書いてくださいね。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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