働くパパ・ママにとって「子供の病気」は心配なので、傍についててあげたいという思いの反面、職場に迷惑はかけられないので、出勤するしかないという状況の方もいらっしゃると思います。
そんな時に他のママさん達はどうしてるのでしょうか?
今日はそんな働きパパ・ママの強い味方、病児保育、病後児保育について書かせて頂きます。
子供の病気
娘はよく学校を休みます。昨年の秋はマイコプラズマ、胃腸炎になってしまい、お休みも長くなってしまって大変でした。今の会社じゃなければ、間違いなくクビになっていたでしょう。
社内の雰囲気の良さもですが、育児に対して理解あるところも今の会社が好きな理由の一つです。課長、係長とも女性なので、特に理解してもらえるのかもしれません。
その分、時給は低い方だと思います。理にかなっているのかもしれません。
しかし、あまり長いと申し訳ないので何とか休まずに済む方法を調べてみました。
色々調べているうちに病児保育に関心を持ちました。我が子が熱を出して苦しんでいるなら傍についていてあげたいですが、実家は近くはないし、数年前、癌の手術をしてる父に風邪をうつしてはいけないので、できるだけお願いしないようにしてます。
病児保育とは?
突発的な発熱や風邪などでを集団生活が送れない児童でかつ保護者が仕事を休めないなどの理由で保育を行うことができない場合に一時的に預かる施設やサービスです。
病後児保育とは?
病気は治っているものの、集団生活にはまだ戻れない回復期の児童の世話をする施設やサービスです。
自治体の保育サービス
子育て支援で病児後保育を行ってる市もあります。
私の住む市では年会費1000円、利用料は一時間1000円でした。
民間の運営会社
また、病児保育サービスを行っている会社もありました。
入会金5000円、年会費7000円、利用料は1時間、シッター代1420+病児保育代分120円でした。市よりも費用はかかってしまいますが、事前の打ち合わせがあり、家庭に添った内容のプログラムを作ってくれます。また、別途費用はかかりますが、事前にシッターさんとの面談をすることもできます。私が調べた会社では病児保育は自宅預かりだったので、体調不良で苦しむ我が子を移動させなくて済むのは嬉しいのですが、信頼できる方でないとお願いすることは難しいと思います。その点、事前に面談できるのは良いですね。
ただ、一日8時間お願いしたとなると12320円かかってしまいます。パート勤務の私だと収入よりも出費の方が多くなってしまいます。そう考えると利用は難しいですが、正社員の方でどうしても休めない方にとっては多少お金がかかってしまっても、信頼できるところに預けたいと思う親御さんは多いと思います。
指名料はかかってしまいますが、信頼できるシッターさんを指名すれば、子供も次第に慣れてくれるでしょうし、だいぶ不安はなくなるかなと思います。
フローレンス(東京・神奈川・千葉・埼玉)
東京都千代田区に本部をおく認定NPO法人フローレンスが運営。
当日8時までの予約に100%対応してくれるので、人気が高い団体です。
しかし、確実に保育者を派遣するサービスのため、会員が増えた現在は入会の受け付けは行っていません。入会受付再開を待ち望んでらしゃるママさんも多いかもしれませんね。
入会金:20,000円(子供1人あたり)
更新料:2年目以降継続時10,000円
料金:月会費制。入会時は7,600円〜8,000円(年齢によって)
(毎月初回の平日8:00~17:30の病児保育料が無料、2回目以降2,000円/1時間、3ヶ月に一度利用頻度に応じて月会費が変わる。月会費は4,500円〜上限20,000円)
ル・アンジェ(全国)
東京都渋谷区に本社を置く株式会社ル・アンジェが運営。
東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城(一部)なら100%病児保育対応
入会金:30,000円(家庭ごと)
年会費:10,000円(子供1人につき)
料金:月額8,000円~20,000円
(毎月初回の平日8:00~17:30の病児保育料が無料、2回目以降の利用時は1,600円〜2,500円/時間、四半期の病児保育利用回数に基づき次の四半期の月額を決定、交通費別途)
HONEY CLOVER(東京・横浜・埼玉・千葉)
東京都品川区に本社をおくハニークローバー株式会社が運営。
病児保育可能。
入会金:ボリューム会員-21,600円 一般会員-0円
月会費:ボリューム会員-972円 一般会員-0円
料金:ボリューム会員-1,830円/時間 一般会員-2,340円/時間
(8~21時以外は時間料金割増, 交通費・移動費別途)
予約:当日手配には追加料金がかかる。
(ボリューム会員-1,600円 一般会員-2,100円)
病児保育のメリット
安心してお願いすることができる
病気の子供への対応に慣れているスタッフさんばかりなので、体調が急変した際も適切な対処をしてくれます。また、専属の医師が診察してくれる運営団体もあり、安心です。
また団体によりますが、インフルエンザなどの感染力の強い病気でもお願いできるところもあります。
一対一なので、対応がきめ細やか
自宅なので子供も安心です。また、体調などの引継ぎもしっかり行われ、日中は体温を計ってメールを送ってくれるところもあるようです。
慣れた保育士さんが多く、人見知りの子供でも、仕事を終えて帰ったらすっかり懐いていたということも多いようですね。
病児保育のデメリット
病気の時に一緒に居てあげれない
病気の時は誰しも不安ですよね。子供なら、なおさらです。また、苦しい時に看病してくれたことは親からの愛情を感じると思います。
そのため、病児保育をお願いする判断基準を設けている方もいらっしゃるようです。
例えば熱が高い、起き上がれない状態など、体調が悪い時は仕事を休ませてもらい、しっかり子供の面倒を見る。しかし、インフルエンザなどは出席停止期間があるので、熱は下がったけど、学校には行けない時には病児保育、または病後児保育をお願いするといったようにです。
病児保育の予約が取りにくい
共働き世帯の増加によって、病児保育サービスも増えてきましたが、保育士の対応の良さや当日100%派遣可能となると人気があるのは当然ですね。
そのため、なかなか予約が取りづらいだけでなく、入会すらできない団体もあるなど、現状の難しさを感じることとなります。また、地域によってムラがあるので、病児保育が利用できない地域もまだまだ多いです。
そのためいくつかの団体に登録しておいた方がいいのですが、会費がかかるため、難しいですよね。
まとめ
いかがでしたか?
何より元気に学校に行ってくれるのが一番ですね。
こちらでは風邪をひきにくくする方法を書かせて頂いています。
合わせてご覧になってくださいね。
最後までお読み頂き、ありがとうございます!
コメント