長引く咳、夜になるとひどくなって眠れない、そんな状態のお子さんを見るのは辛いし、心配ですよね?
また、次の日仕事でミスに繋がるので、寝ないといけないのに、なかなか眠れない我が子に焦る気持ちもあると思います。
私も小学生の娘が同じ状況で何度も病院で診察してもらったり、ネットで調べたり、どうして薬を飲んでも効かないのだろう?と
不安に思ったので、あなたの気持ちはとてもよく分かります。
私の経験をお話することで、お子さんの回復のきっかけになってくれたらと思います。
梅雨時に子供の咳が長引く?
季節の変わり目に風邪をひくお子さんは多いですよね?
また、熱はないけど、咳が長引くお子さんもいます。
梅雨の時期は気温差が激しいため、体調を崩しやすいんですよね。
梅雨に長引く咳で多い病気は?
・マイコプラズマ肺炎
・咳喘息
・過敏性肺炎
・夏風邪
などが考えられます。
娘は一年間に3回もマイコプラズマ肺炎にかかってしまいました。
マイコプラズマ肺炎は検査ができるので、結果が陽性なら、マイコプラズマ肺炎の特効薬とも言われる、クラリスロマイシン錠を処方してもらいました。
しかし、5日経っても咳が減ることはなく、また受診すると今度はミノサイクリン錠といって、クラリスの効かないマイコプラズマ肺炎用の薬を処方してもらいました。
しかし、5日経っても咳が減ることはなく、担当の小児科医に診断された病名はマイコプラズマ肺炎ではなく、咳喘息でした。
夜になると乾いた咳が止まらない
今回小児科医がマイコプラズマ肺炎と診断したのは、検査の結果もあるので間違いはないです。
しかし、マイコプラズマ肺炎や風邪の後に、なかなか治らない咳が続く場合は咳喘息になってしまうことがあるようです。
マイコプラズマ肺炎の咳は「コンコン」という乾いた咳で咳喘息とよく似ています。
それで、小児科医も私も娘はずっとマイコプラズマが治ってないのだと勘違いしていました。
咳喘息と診断された時の症状
・乾いた咳が1日中続く
・熱は平熱か37.3度くらいの微熱
・夜になると特に咳がひどくなり、横になるより
・座るような態勢で眠ると楽
・抗生物質も咳止めも効かない
今回、咳喘息の診断が遅れた原因は、喘息特有の「ゼーゼー」「ヒューヒュー」といった呼吸が聞こえなかったためです。
しかし、咳喘息はこういった喘息特有の呼吸音が聞こえないのが特徴のようです。
気をつけたいポイントだなあと思いました。
抗生物質も咳止めよりも効果があった治療法とは?
それは、フルタイドという吸入でした。
あんなに苦しめられていた咳が、吸入してから2~3日でみるみる減っていきました。夜も咳することはなくなりました。
実際、咳喘息は抗生物質や咳止めでは効果がないことが分かっています。
咳喘息と診断されれば、吸入ステロイド剤の使用は当然の治療法かもしれませんが、咳喘息と診断されるまでが長いんですよね。
咳喘息の原因は?
アレルギーのある人に多いようです。
娘も半年くらい前に調べた時にハウスダストやカモガヤなどのアレルギー反応が出ました。
娘の場合は風邪やマイコプラズマ肺炎になった後にかかりやすいようです。
今後も咳喘息の症状は出やすいようなので、花粉症や梅雨対策として、布団乾燥機を今まで以上に活用していきたいと思います。
また、合わせて布団掃除機も使用していきたいと思います。
梅雨に子供の咳が長引く?咳止めよりも効果があった治療法とは?のまとめ
効果的な治療法にたどり着くまで、時間がかかってしまいました。
抗生物質も咳止めも効かなかったら、咳喘息を疑ってみるのも良いかもしれません。
でも、担当医に言いづらいですよね?
そんな時は「知り合いがマイコプラズマ肺炎だと診断されてミノサイクリン錠を飲んでも咳止めを飲んでも効果がなかったので、吸入をしたところ、咳が止まったそうなんですが、この子の場合も考えられるでしょうか?」などと先生に聞いてみてもいいと思います。
それで、気分を害する先生もいるとは思いますが、お子さんを守れるのは、お母さんであるあなただけです。
先生に質問してみるのも、先生を信じるのも、他の病院で受診するのも、親御さんの判断にかかっています。
お子さんの咳がおさまり、ぐっすり眠れることを心より願っています。
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最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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