小学生でも遅くまで起きて勉強をしてる子も多いと思います。
頑張っていてえらいのですが、ちょっと待って!睡眠不足はとても怖いのです。
今回は子供の睡眠不足による影響や睡眠不足になる理由、睡眠不足の解消法などをまとめました。
睡眠不足が子供に与える影響は?
睡眠不足が続くと色々な悪影響が現れます。どんな悪影響があるのでしょうか?1つ1つ見ていきましょう。
睡眠不足による学力の低下
睡眠時間が短かったり、睡眠の質が悪かったりすると、脳や体の疲労が回復されず、集中力がなくなったり、記憶力が悪くなるため、学習能力や学力が低下するという調査結果が出ています。
睡眠不足による成長の遅れ
睡眠中に分泌される成長ホルモンは、脳や体を成長させてくれます。しかし、十分な睡眠が取れていなければ、成長ホルモンが減少してしまうため、成長を遅らせる原因になってしまうそうです。
睡眠不足による注意力の低下
睡眠が2時間不足すると、子供の脳はほろよい状態にまで脳の動きが低下してしまうようです。
注意力や集中力が低下し、勉強に集中することができなくなってしまいます。
睡眠不足によるイライラ
子供の場合、眠いという感覚を意識できずにイライラした感情を周りにぶつけやすいのです。
睡眠不足が続くと忍耐力が低下するので、怒りっぽくなったり、キレやすくなります。
睡眠不足による肥満
睡眠不足は食欲を抑制するホルモンの分泌が少なくなってしまいます。また、基礎代謝が低下するとエネルギーの消費量が落ち、肥満の原因となってしまいます。
悪化するとうつ病の発症率が上がってしまったり、登校拒否の原因になることもあるようです。
子供が睡眠不足になる理由は?
どうして、多くの子供達が睡眠不足になってしまっているのでしょうか?
親が残業等で帰宅が遅い
夫婦共働き世帯が増え、帰宅する時間が遅いことも影響しています。
塾から帰る時間が遅い
小学生でも塾に通い、遅くまで勉強をする子が増えました。また、塾から帰っても夜中まで勉強してる子も多いです。
ネットやゲーム、テレビを見ていて遅くなる
ネットやゲームにハマったり、ドラマを見ていて寝るのが遅くなるお子さんも多いようです。家族が寝るのが遅いので、自分も何となく遅くなってると明確な理由なしに寝不足になっているお子さんもいます。
休日になると朝いつまでもお子さんが寝ていることはありませんか?
それは寝不足のサインかもしれません!
睡眠不足解消法とは?
休日も同じ時間に起きる
休日にいつまでも寝ているのは睡眠不足である可能性が高いので、いつも同じ時間に寝て、同じ時間に起きる習慣をつけた方が良いです。
朝食をしっかり食べる
朝食をしっかり取ると集中力が高まり、午前中から頭も体も働かせることで、夜質の高い睡眠を取ることができます。
夜食はなるべく控える
胃の中の消化が終わっていないと寝付きが悪くなってしまう為、寝る前の食事は禁物です。
小学生の最適な睡眠時間
最も学力が高いのは,夜9時までに寝る子
だそうです。学力がつく睡眠時間は8~9時間の間で、5時間未満では、極端に成績が下がるという結果になっています。
家庭で睡眠について話し合い、睡眠の生活習慣を変える
うちでは小学四年生になる娘を21:30に寝せて6:30に起こすようにしています。それだと睡眠時間は9時間と言うことになるのですが、寝起きや生活態度を見てる限りでは問題なさそうです。欲を言えば21時に横になれるともっと良いかなと思っています。
しかし、共働きの多い現代、早く子供を寝せるのは難しいですよね?
娘を寝せようと思ってもまだ、食事の片付けが終わっていない、洗濯物をたたんでいないなど明日に残したくない家事が山積みなことも多々あります。そんな時は一度娘を寝かしつけてからやろうと思っていても、横になるとどうしても身体がダルくなってきてしまいそのまま寝てしまいます^^;仕事的にも睡眠時間をたっぷり取ることは重要なのですが、さすがに21:30は早すぎる^^;
最近は少し大きくなってきたこともあり、目の届く範囲の場所に暗くして寝せるようにしています。リビングに私が居て、和室で寝せる感じです。リビングと和室は続いているので不安もなく寝れるようです。子供を寝かせる時間になったら夫や高校生の息子には二階に上がってもらい、できるだけ寝やすい環境を作っています。
子育てにおいて私が一番必死なのは寝せることだと思います^^;それほど子供の睡眠時間を重要視しています。
何よりも健康第一!
勉強を頑張ってほしい気持ちはありますが、夜遅くまで勉強して良い点を取っても、元気に学校に行けなければ意味がありません。しっかりと睡眠時間を確保し、元気に学校に行き、授業をしっかり聞いて、ご飯をしっかり食べて、友達と楽しく遊び、身体を動かす。
バランス良く過ごすことが心を豊かにし、精神的にも安定した大人へと成長してくれると思うのです。
最後までお読み頂きありがとうございます!
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