すすき(ススキ)の花言葉

花言葉

秋の七草のひとつにもあげられているススキは、月の神様に、秋の実りを感謝し、豊作の継続を祈願するお月見の夜に団子と共に供えられるものとして知られています。

今回はススキの花言葉や由来などをご紹介します。

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すすき(ススキ)の花言葉

すすき(ススキ)の花言葉:活力かつりょく、生命力、勢い、勢力、活気、悔いのない青春、
元気、心が通じる、憂い、隠退、なびく心

すすき(ススキ)の花言葉由来

活力、生命力、勢い、勢力、活気、悔いのない青春、元気

一部の地域ではススキ野原を維持していくために春に野焼きが行われていますが、焼き払っても秋には再び美しい野原をつくる生命力を持っており、そんなススキの強さからつけられました。

心が通じる

2mくらいの高さまでまっすぐに伸びるススキの茎が、シュッとした印象から生まれた花言葉です。

憂い、隠退、なびく心

隠退いんたいとは、社会的活動の第一線から退くことです。夏が過ぎ、冬に向かう秋の物憂ものうい雰囲気からつけられた花言葉です。

すすき(ススキ)の花名の由来

「すす」はすくすくとまっすぐに立つことを表わし、「き」は草や茎の意味であるともいわれますがこちらの由来は諸説あります。

すすき(ススキ)には「尾花おばな」という別名もあります。これは、フワフワとした羽毛状に変化した穂が動物のしっぽにっみえることから尾花と名付けられたといわれています。

白くフワフワとしたススキの穂も、花ではなく、実です。正しくは「頴果(えいか)」といいます。です。ススキの実には白い毛が生えるので、全体が白いフワフワに見えるのです。

ススキの誕生花

すすき(ススキ)の誕生花:9月15日、10月22日

ススキは9月15日と10月22日の誕生花です。9月15日は旧敬老の日であり、『隠退』という花言葉は、高齢の方へ「お疲れ様」の気持ちを敬愛を込めて贈るのには、ピッタリかもしれませんね。

ススキと秋の七草

ススキは秋の七草(ななくさ)の一つです。

秋の七草

・女郎花(オミナエシ)
・尾花(オバナ ※ススキ)
・桔梗(キキョウ)
・撫子(ナデシコ)
・藤袴(フジバカマ)
・葛(クズ)
・萩(ハギ)

秋の七草の由来

奈良時代の貴族・歌人の山上憶良やまのうえ の おくらが『万葉集』に詠んだ次の2首が秋の七草の由来とされます。

秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびをり) かき数ふれば 七種(ななくさ)の花
萩の花 尾花 葛花 瞿麦(なでしこ)の花 姫部志(をみなへし) また藤袴 朝貌の花

ススキの季節・開花時期

旬の季節
開花時期 8月~10月
出回り時期 7月~9月(最盛期は9月)
花持ち期間 7~14日程度

ススキの名称・原産地

科・属名 イネ科ススキ属
和名 薄(ススキ)芒(ススキ)
別名 尾花(オバナ)、茅(カヤ)萱(カヤ)
原産地 日本、中国、朝鮮半島、台湾

ススキの花言葉・誕生花の一覧

和名 薄(すすき)
英名 Silver grass, Eulalia
ススキの花言葉 「活力」「心が通じる」
ススキの誕生花 9月15日、10月22日
ススキの開花時期 8月~10月

 

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