小学5年生になると徐々に反抗期に入る子供が多くなってきます。
娘の通う小学校では圧倒的に小学五年生での問題が多いです。
学校だけでなく我が子も小学五年生で反抗的な態度を取ることが出てくるかもしれません。
どうして反抗期があるのでしょうか?そんな時にどうしたら良いのでしょうか?
反抗期とは?いつ?
自信の精神的な成長により、自分以外の人からの意見や指示に対して反発、拒否、否定、抵抗、することが多い期間のことです。
反抗期には二段階あります。第一段階は2歳頃の「イヤイヤ期」です。これは親に対してがほとんどで、甘えが許されると判断した時の我がままが多かったりします。
第二段階は小学校高学年~中学生くらいです。思春期の時期に当たり、急な身体や心の成長に戸惑った時や人間関係で不安やストレス、矛盾、自己主張などを感じることで反抗期が生じます。
反抗する理由
こちらは「反抗の理由について」のアンケートの結果です。
第一位:自立心の芽生え
第二位:親の性格、態度
第三位:相互理解の欠如
第四位:思春期の必然性
第五位:自身の不安定
第六位:自身の未熟
第七位:信頼関係の不足
反抗の理由については個人差があります。
反抗期が終わった理由
第一位:自身の成長
第二位:感謝の心
第三位:自然消滅
第四位:親と疎遠になった
第五位:家族が親密化した
第六位:親への諦め
反抗期が終わった理由については家庭間で差があるように思えます。
小学生女子の反抗期の特徴
反抗期の共通の特徴
- 話しかけてもふてくされたり、口答えをする
- 化粧や髪を染めるなど見た目が派手になる
- 喫煙など子供がやってはいけないことを試す
- 暴力的な言葉使いをする
反抗期の男子の特徴
- 物を投げたり、壊したりする
- 母親に暴言を吐く
反抗期の女子の特徴
- 母に対して批判が多くなる
- 父親の衣類と自分の衣類を一緒に洗濯されるのを嫌がる
反抗期の子どもにどう接したらいい?
まず、していけないことは
子供を従わせようと怒鳴りつける
子供を叩く、などの脅すような言動や行動です。
強く言っても聞かないなら放っておくことも大切です
いつも見守っているという姿勢を見せる
子供が羽ばたくためには愛情が必要です。
安心して羽ばたけるように「ママはいつもあなたの味方だよ」と伝えてあげてもいいと思います。そして、見守りつつも助けが必要な時は手を差し伸べてあげてくださいね。
もしかしたら、学校での人間関係で悩みがあるかもしれません。眠れない、朝学校に行きたがらない等いつもと違う行動が見られたら何か悩みが隠されているかもしれません。ゆっくり話を聞いてあげてくださいね。
見放されたように捉えてしまうこともあるので、言うと反抗するからと全く関わらないようにするのは危険です!
子供の話を最後まで聞く
子供の話を途中で遮って否定してしまうと「何を言っても無駄だ」と思ってしまいます。
管理人も話を遮って否定する人とまた話したいとは思いません。
子供も一緒ですね。しっかり話を聞いてあげることが大切です。
子供の話をまるで謎解きのように理解するために質問してみてください。
最初はなぜそんなことを言うのか分からなくても、色々と話を聞いていくことで「なるほど」と思う理由が見つかることがあります。
頭ごなしに否定せず一旦は受け入れる
チャレンジしたいことをことごとく拒否されては、やる気がなくなってしまいます。
話を受け入れてもらうと人は安心するものですよね?
「いつも頑張ってるね」などと声を掛けると見ててくれてるんだなと安心します。
子供を認めた上で、次に進むには?失敗したことができるようになるには?など子供に聞いてみてください。
意外と次のやるべきことを子供は分かっていることがあります。
ただ、意識してなかったということは多いです。質問してあげるとそこで考える事になるので、サラッと解決法が出てくる場合があります。
分からなかったら親がアドバイスしてあげてもいいと思いますが、反抗期だと親のアドバイスがウザイと感じることもありますね。
その辺は上手く子供の様子を見ながら声を掛けることが必要かもしれません。
この様子を見ながらが一番難しいですよね。
親として叱るべき行動を子供がしてしまった時は?
頭ごなしに叱るのではなくやってはいけない理由を伝えることが大切です。
「なぜやってはいけないのか?」「どのようにすれば良かったのか?」に焦点を当て、伝えます。
友達にひどいことをしてしまったら、自分がそうされたらどんな気持ちになるか考えさせることも効果的です。
また、もしそれが原因でその友達が学校に来なくなってしまったら?
それがいかに怖いことか想像すればきっと分かると思います。
また、友達に嫌なことをしてしまった原因がある時も!
我が子を最初から叱りつけるのではなく、まず話を聞いてあげてください。
もし、相手に嫌なことをされたり、言われたりしたのがきっかけならしっかり先生や友達に伝えることも必要だと思います。
原因を理解した上で、でも悪いことをしたのだから反省し、相手に謝ることが非常に大切です。理由があれば何をしても良いと思ってしまっては将来が怖ろしいことになります。
なので何か問題になる行動をしてしまった時はどうしてそんなことをしたのか?を聞いてあげてくださいね。
まとめ
子供自身も上手く気持ちのコントロールができない時期です。
しかし、親だって生意気なこと言われたらムカつきますし、冷静でいられなくなりますよね。
でも、この時どう対応するかで子供の反抗期がどこまで続くかが決まってくるような気がします。とにかく落ち着いて、そうゆう時期だと思って、たまにイライラして怒ってしまっても、ダメな親だなどと思わずに、お子さんと向き合ってください。
管理人もこれから娘がどのような反抗期を迎えるのか不安でもあり、しかし同時にどう成長するのかという楽しみもあります。
反抗期が成長のためにあるものなら、きちんと向き合っていきたい。
しっかり親子関係を築いていきたいと思っています。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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