「ホトトギス」と鳥の名前を思い浮かべる方も多いと思いますが、花にも「ホトトギス」があります。
今回はホトトギスの花言葉や由来、原産国、開花時期や見頃の季節、種類についてご紹介します。
ホトトギスの花言葉
ホトトギスの花言葉:永遠、秘めた思い、永遠の若さ
ホトトギス花名由来
花びらや葉に入る斑点模様が鳥のホトトギスの胸の模様と似ていることから花名がつけられました。
ホトトギスの花言葉由来
花言葉の「永遠」は晩夏から晩秋まで長く咲きつづけることにちなんでいます。
ホトトギスの種類
ホトトギス属の植物は19種が知られています。日本では13種が確認され、うち10種は日本の固有種です。
日本には野生種が多く分布していて、花びらに斑点の入るものや黄色い花のもの、また花が上向きに咲くタイプや下向きに垂れ下がって咲くタイプなどがみられます。
ホトトギス(杜鵑草)
関東、新潟県以西に分布。秋に開花。
花の地色は白色で花のすべてに紫の斑点が入ります。花は上を向いて咲きます。
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シロホトトギス(白杜鵑草)
ホトトギスの花に斑点が入らない白い品種です。北海道から九州の広い地域に分布しています。
ヤマジノホトトギス(山路の杜鵑草)
北海道から九州まで広く分布し、山野の林内に生育することから「山路の(ヤマジノ)」と名付けられました。花の地色は白色で紫の斑点はホトトギスよりも少なくなります。
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シロバナヤマジノホトトギス(白花山路の杜鵑草)
ヤマジノホトトギスの花に斑点が入らない白い品種です。
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ヤマホトトギス(山杜鵑草)
関東以西の太平洋側および長野県に分布。ヤマジノホトトギスとよく似た品種で、下向きに強く反り返った花びらが特徴です。
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タマガワホトトギス(玉川杜鵑草)
北海道~九州までの冷温地域に分布している日本固有の品種で、黄色の花びらと赤紫色の斑点が特徴です。
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キバナホトトギス
九州南東部に分布しており、鮮やかな黄色の花に赤紫色の斑点が入る品種です。環境省のレッドデーラブックで絶滅危惧種に指定されています。
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タカクマホトトギス
淡い黄色の大輪の花を咲かせる品種です。キバナホトトギスに似た花を咲かせます。
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ジョウロウホトトギス
茎が下向きに垂れ下がっており、内側に赤紫色の斑点が入った厚めの黄色い花を咲かせます。四国の太平洋側の地域に特産する種類です。
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ホトトギスの誕生花
ホトトギスの誕生花:10月9日
ホトトギスの開花時期や見頃の季節は?
旬の季節 | 晩夏~晩秋 |
開花時期 | 8月~11月 |
出回り時期 | 9月~10月 |
花持ち期間: | 3~6日程度 |
ホトトギスの名称・原産地
科・属名 | ユリ科ホトトギス属 |
和名 | 杜鵑草(ホトトギス) |
別名 | 油点草(ユテンソウ) |
原産地 | 日本、台湾、朝鮮半島 |
ホトトギスの花言葉まとめ
和名 | 杜鵑草(ほととぎす) |
ホトトギスの花言葉 | 永遠、秘めた思い、永遠の若さ |
ホトトギスの誕生花 | 10月9日 |
ホトトギスの開花時期 | 8月~11月 |
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