最近は30日や60日など長期間使用できるタイプの、電源を入れて使用する液体蚊取りが流行ってますよね。
しかし、昔ながらの蚊取り線香も引き続き人気があり、特に屋外では電源がないことから使用する方が多いです。
そんな蚊取り線香なのですが、蚊を退治できる殺虫剤として使用できるなら、人体への影響はないのだろうか?
害にならないのだろうか?と心配になることはありませんか?それが子供だとなおさら心配ですよね。
今回は次の項目に焦点を当ててまとめてみました。
・蚊取り線香は子供に害はないの?
・蚊取り線香は喘息の子供に影響はある?
・子供用の蚊取り線香があるの?
蚊取り線香の成分は人体に害はないの?
昔ながらの蚊取り線香といえば、緑色でクルクルと渦巻状のあの形。
蚊取り線香の本体は何でできているのでしょうか?
・植物性粉末
・タブ科の植物の粉末
・トウモロコシでん粉
会社によって多少の違いはありますが、主にこのような原料でつくられています。
蚊取り線香はなぜ緑色なのでしょうか?
緑色なのは茶色の系統の粉に対してムラなく綺麗に染まる色
夏のイメージ
だからだそうです。
成分はどんなものが使われているのでしょうか?
蚊取り線香の成分は?
蚊取り線香の成分はピレトリンです。
これは除虫菊(シロバナムシヨケギク)の花に含まれている成分で殺虫効果を持っています。
菊から取った成分だったんですね~
蚊取り線香の老舗メーカーである金鳥の創始者、上山英一郎氏が明治19年(1886)にアメリカのH.E.アモア氏から除虫菊の種子を贈られ、渦巻型の蚊取り線香を発明しました。
しかし第二次大戦後は蚊取り線香は天然成分を使用した蚊取り線香は少なくなってしまいました。
現在は化学合成したピレトリンが主流となっています。
では、蚊取り線香はどのようにして蚊に効くのでしょうか?
蚊取り線香の火がついている1センチほど手前の部分から、有効成分が出ています。
有効成分ピレトリンが熱で気化することで蚊の神経系に影響を及ぼし、機能をマヒさせると考えられます。
目安として煙が漂っている範囲にはピレトリンも気化してただよっていると思われます。
ピレトリンの濃度が濃ければ蚊を退治し、濃度が薄ければ蚊が近寄ってこない効果があります。
そこで、この蚊取り線香の成分は子供に害はないのでしょうか?
蚊に効くなら、害があるのではないか?と心配になりますよね?
蚊取り線香の成分は人体に害はないそうです。
人体にはピレスロイドを分解する酵素が備わっていて、仮に吸い込んでしまった場合でも体内で分解、薬剤成分は排泄物とともに体外に出されるので、害を及ぼすことは稀だと思います。
しかし、よく換気をすることが大切です。
蚊取り線香は喘息の子供に影響はある?
蚊取り香の煙は喘息の子供に発作を起こさせてしまう危険があります。
他にも次の夏に気をつけたい煙は次のようなものがあります。
・花火
・お線香
・キャンプファイヤーやバーべキューの煙
かかりつけの医師に相談してみてくださいね。
息子も喘息だったので、症状が出ている時は花火もできませんでした。
マスクをして遠くから眺めているだけでかわいそうでしたが、野球の合宿での花火だったので参加させました。
私自身は喘息ではないですが、蚊取り線香は苦手です。
あの煙で自分が蚊なんじゃないかって思うくらい苦しんだことがあってからは室内では使わないようにしています。
でも、屋外だと大丈夫なんです!
煙が分散されるからなのかもしれませんね。
なので、室内と屋外の使い分けもいいかもしれません。
などの生き物にも蚊取り線香の影響が出て、弱ってしまうかもしれません。
ご使用の際は煙の届かない場所に移動してくださいね。
ブルーライトと二酸化炭素で蚊をおびき寄せ、吸引気流に乗せて吸い捕ります。
USBタイプなので、付属のアダプタだけでなく、市販のモバイルバッテリーに接続すれば屋外でも使えます。
これが今人気の商品でたくさんの店舗で売られています。
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