2018年7月13日(金)から『ジュラシック・ワールド2/炎の王国』(ジュラシック・ワールド2)が日本で公開されました。
小学五年生の娘と一緒に観てきましたので、子どもが観ても大丈夫なのか?をお伝えしようと思います。
ネタバレを含みますので、ご注意くださいね。
ジュラシック・ワールド2あらすじ
恐竜テーマパーク「ジュラシック・ワールド」での大惨事から3年、島は放棄され、恐竜たちは自由に過ごしていました。
しかし、島の休火山が活発な活動を始めたため、島に残った恐竜達の絶滅が心配されます。
恐竜達の運命は自然に委ねられるのか?
それとも人間によって救い出されるのか?
こちらの動画でも映画の迫力を少し実感することができます。
ご覧になってくださいね。
前作に出演したクレアは「ジュラシック・ワールド」では運用責任者でしたが、活動家となって恐竜保護団体を設立します。
前作ではボブヘアできつい印象でしたが、今回はポニーテールで全体的にナチュラルな印象に変わっていました。
一方、オーウェンはクレアとは正反対で恐竜から離れた生活をしていました。
恐竜を救いたいクレアは上院の特別委員会での緊急討議に望みを託しますが、「ジュラシックワールド」は民間のマスラニ社が起こした問題であり、政府が手を出すべきではないとの結論が出されます。
結論に落ち込むクレアでしたが、「ジュラシック・パーク」を建設したジョン・ハモンドのパートナー、ロックウッド財団のロックウッドと右腕のイーライ・ミルズより恐竜を保護する広大な島を持っていると明かされます。
その際、11種類の恐竜の救出、特にヴェロキラプトルのブルーを救出したいとクレアはミルズより伝えられます。
凶暴なブルーを扱えるのはこの世でただ一人、オーウェンだけです。
クレアはオーウェンに一緒に救出に行くよう話し、一度は断わられるものの、二人は再びイスラ・ヌブラル島を訪れることになります。
ジュラシック・ワールド2に年齢制限はあるの?
ジュラシック・ワールド2に年齢制限、R指定はありません。
ただ、アメリカではPG-13指定を受けていますが、スターウォーズやハリーポッターまで指定を受けているので、13歳以下のお子さんに観せる場合は気をつけてという意味合いが強いです。
ジュラシック・ワールド2は子供でも観られる?
小学5年生の娘はかなり怖がりなので、最初は観に行く予定ではありませんでした。
しかし、TVで放送された前作「ジュラシック・ワールド」を観て、「面白い!」と大興奮だったので、映画を観に行きました。
前作を観せて反応を観てから映画を観に行く方が確実です。
しかし、そんな娘でも今回の「ジュラシック・ワールド2」は何度も顔を背けるシーンがありました。
ほぼ全て人間が恐竜に捕食されてしまうシーンです。
R指定にかからない映画なので、恐竜に食べられてしまうシーンはあるのですが、今までのシリーズ同様ぱっくんと食べられてしまうようなシーンが多いです。
しかし、前作よりも確実に驚くシーンが多く、何度もビクッとしました。
ジュラシック・ワールド2の感想は?
自分の感想としては面白かったです!
怖がりの娘が観て楽しかったと言っていたので、小学校高学年のお子さんなら心配することなく見れると思います。
しかし、お子さんによって感じ方は様々です。
ここでいくつか気になったシーンを紹介します。
ジュラシック・ワールド2残酷なシーン
ロックウッドの右腕のイーライ・ミルズが雇った傭兵部隊の隊長ケン・ウィ―トリーはウー博士の作り出した恐竜、インドラプトルがオークション会場で檻の中にいるのを見つけます。
麻酔銃でインドラプトルを眠らせた後、ウィートリーは戦利品として恐竜の歯をペンチで抜こうとしますが、インドラプトルは口を堅く閉ざしてなかなか歯を抜くことができません。
その瞬間ウィートリーは腕を食いちぎられてしまいます。インドラプトルは高い知能を受け継ぎ、眠ったフリをしていたのです!
その後、助けてくれと訴えるも、ウィートリーは捕食されてしまいます。
ジュラシック・ワールド2全体で一番残酷なシーンだったと思います。
それ以外でも何度も人は恐竜に食べられるシーンがあるのですが、食べられる直前やパクリと食べられるシーンが多くあまり残酷さは感じません。
しかし、これは自分の勝手な推測ですが、ジュラシック・ワールド2において残酷な最期を迎える登場人物は悪役が多かったように思えます。
ジュラシック・ワールド2の評判は?
全米では6月22日に公開され、約1億5000万ドルのオープニング興収で堂々の首位デビューを果たし、全世界興行収入10億ドルを突破するという快挙を成し遂げたようです。
凄いですね!大ヒット上映中です!
しかし、脚本に批判が集まってしまっています。なぜなのでしょうか?
感想の中には「面白いけど、ひどい脚本」という意見もありました。
親として気になったシーンをご紹介します。
ざっくり説明すると、ジュラシック・ワールドに残された恐竜を人の家に連れて来ちゃったという話です。
なぜ家に連れて来たかというと、火山から救助という名目でオークションにかけて恐竜を売ろうとする訳です。
しかもその家の孫娘はクローンだったというビックリ展開。
さらにガスが充満してそのままだと恐竜達は息絶えてしまう。
扉を開ければ恐竜を人の世界へ放してしまうことになる。
その扉を開けたのはクローンと知らされた10歳のメイジ―でした。
個人的な感想だと、恐竜保護は動物保護と同じ感覚を持たなければいけないんだろうか?
という疑問が生まれました。
恐竜を保護することで、人間の命が脅かされてしまう。
実際、恐竜を外に離してしまったその後は大変なことになると予測できます。
2ではそこまでは触れていませんでしたが、今後のシリーズを思わせるような最後でした。
また、ロックウッドの孫娘メイジ―はクローンであることが明かされるのですが、
クローンである必要があったのかな?と疑問に思いました。
もしかしたら、今後の続編でその辺りの理由がハッキリするのかもしれませんが、現段階ではそう感じました。
また、現在では猿のクローン化が中国で成功したという論文が発表されたようですが、人のクローン化には倫理的にも物議を醸すことになるので、安易に取り上げられない問題だと思います。
また、親としても聞かれても答えに困ってしまいますよね。
とはいえ、娘はそこまで疑問に思うこともなく、「ドキドキしたけど楽しかった!」という感想でした。
まとめ
いかがでしたか?
賛否両論ではありますが、夏に観る映画としてはスリリングで楽しめます。
ポイントとしては、前作を観せてから大丈夫そうなら映画館に連れて行くのが良さそうです。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
またお越しくださいね。