お子さんが小学校を卒業した後、ランドセルってどうしていますか?
小学校六年間の思い出が詰まったランドセル、最近は寄せ書きをしてもらう小学生が増えているようです。
また、ミニランドセルや小物にリメイクする方法も人気です。
でも、もし捨ててしまうなら、そのランドセル寄付しませんか?
今回は輸送料を負担してくれるクラレの2019年「ランドセルは海を越えて」の募集が開始になりましたので、
応募方法や流れ、注意点などをまとめてみました。
まだまだ十分使えるランドセルを海外の教育を受けられないでいる子供達に贈りませんか?
ランドセルの寄付輸送料無料ってホント?
「ランドセルは海を越えて」は全国から集められた使い終わったランドセルをアフガニスタンのこどもたちにプレゼントする活動をしていて、
クラレと国際協力NGOジョイセフが2004年から行っています。
クラレはランドセル用素材として有名なクラリーノを生産している会社です。
国際協力NGOジョイセフはアジアやアフリカで、物資支援、プロジェクト、保健分野の人材養成を通して生活向上等の支援を行っています。
「ランドセルは海を越えて」ではランドセルの輸送料をクラレが負担してくれています。
そのため、輸送料は無料ですが、ランドセルが集められる日本の倉庫までの送料は寄付者負担となります。ご注意ください。
それでは、「ランドセルは海を越えて」について詳しくご説明します。
「ランドセルは海を越えて」の応募の流れは?
①ランドセルは海を越えて公式サイトより応募します。
②受付確認メールが届きます。
③締め切り後3月中旬頃にランドセルを送る倉庫の住所(首都圏内)のお知らせがメールで届きます。
④3月中旬~下旬頃にランドセルを倉庫に発送します。(倉庫までの配送代は寄付者負担です!)
⑤検品後、アフガニスタンで送られます。
ランドセルを寄付する上での注意点!
ランドセルの寄付を応募する前にご確認ください。
ランドセルの寄付:応募期間
「ランドセルは海を越えて」の活動は期間が決まっています。
[colored_bg color=”light‐green” corner=”r”]2019年1月14日(月・祝) ~ 2019年3月中旬[/colored_bg]
応募数に達した時点で応募は終了してしまうので、ご注意ください。
ランドセルの寄付:受付確認メール
国内倉庫住所のお知らせメールが届いた方のみランドセルを寄付することができます。
迷惑メールと判断されてしまうことがあるようです。
応募前にドメイン指定の設定をしてください。
ドメイン指定については「ランドセルは海を越えて」公式ホームページにてご確認ください。
ランドセルの寄付:国内倉庫までの送料
アフガニスタンまでの輸送料はクラレが負担してくれますが、国内倉庫までの送料は寄付者の負担となります!
ランドセルの寄付:学用品の寄付
未使用の学用品を入れてランドセルと一緒に寄付することができます。
ただし、ノート、鉛筆、消しゴム、クレヨン、鉛筆削り(電動不可)の未使用品のみに限ります。
寄付できないランドセルは?
アフガニスタンの子供達が更に数年使います。できるだけ状態の良いものをあげたいですよね。
豚革を使用したランドセルではありませんか?
宗教上の理由から一部でも豚革を使用したランドセルはアフガニスタンに届けることができません。
詳細はこちらからご確認ください。「ランドセルは海を越えて」公式サイト
肩ベルトにヒビは入ってませんか?
肩ベルトや留め具が破損していると、切れてしまう恐れがあります。
少し触っただけで表面がはがれてしまいませんか?
経年変化による汚れやはがれは気にしなくてもいいのですが、皮の劣化等により、少しの摩擦で表面がはがれ落ちてしまうと耐久性に不安がありますね。
バックルはきちんと閉まりますか?
ランドセルとして機能できるか、チェックしてくださいね。
また、お守りはブザーなどは外してください。
布製のランドセルは受け付けてる?
不公平にならないようにという観点から現在は布製のランドセルは受け付けていないそうです。
ランドセルを寄付する前に、お子さまの気持ち聞いてますか?
ランドセルにはお子さまの六年間の想いがつまっています。
役に立つと分かっていても、手放したくない子もいます。
無理してランドセルを寄付する必要はありません。
お子さまの気持ち、大切にしてあげてくださいね。
なぜランドセルを寄付するのかをきちんと説明し、「ぜひ自分のランドセルを使ってもらいたい」というお子さまのランドセルを寄付して頂きたいと思います。
なぜランドセルを寄付するの?
「ランドセルは海を越えて」の活動ではアフガニスタンの子供達に日本で使わなくなったランドセルがプレゼントされます。
アフガニスタンでは学校に通えない子どもがたくさんいます。
勉強したくても家の手伝いやお金がなくて学校に通わせてもらえない子もいます。
文字が読めないままだと命に関わるような大切なお知らせも読むことができません。
そんなアフガニスタンの子供達にできるだけ多くの子供達が学校に通えるようになるようランドセルを寄付します。
最後に
六年間お子さまのために頑張ってくれた、ランドセル。
捨ててしまうのは、勿体ない気がしますよね。
まだまだ使えそうなら、喜んでもらえる場所で第二の活躍の場を設けさせてあげませんか?
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
またお越しくださいね。