小学生のお小遣いの平均や相場は?金銭感覚を身につけるならいつから?

教育

お金の管理は人生を通じて重要なことなので、家庭で少しずつお金のことについて教えていくことが大切だと思います。

子供のうちからしっかり金銭感覚を身につけ、お金の管理ができるようになっていないと将来ローン地獄に陥ることになりかねません。

今回は小学生のご家庭のお小遣いの平均金額やどんなものを購入してるか、お金の管理の仕方、子供がお金を大事にするようになる方法までご紹介します。

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小学生にお小遣いはいつから渡してる?

お金のしつけは学校では教えてくれません。でも、いくら勉強ができても、将来いくらお金を儲けても、お金の使い方ができないと身を滅ぼすことになってしまいます。そのためには早い段階でお金のしつけをすることが重要です。

お金のしつけも教育と一緒で大きくなってくれば難しくなってきます。そのため、小学校低学年から始めるのがベストです。ご家庭によっては就学前から始めているところもあります。

早くから始めることで金銭感覚を養うことができますし、数字の数え方や足し算引き算を学んだ後の実践にもなります。

小学生のお小遣いの平均は?

金融広報中央委員会が発表している全国の小学校・中学校・高等学校290校の50,149名の生徒を調査した「子どものくらしとお金に関する調査」の結果から見てみましょう。

小学生のおこづかいのもらい方は低学年では「ときどき」中学年では「ときどき」が最も多いですが、「月1回」の子も増えてきます。高学年になると「月1回」の子が最も多い割合に変わります。

月に一回のお小遣い制

学年 最も多い金額帯 次に多い金額帯 平均値
低学年 500~700円 100~200円 1,004円
中学年 500~700円 1,000~1,500円 864円
高学年 500~700円 1,000~1,500円 1,085円

ときどきお小遣いをもらう

学年 最も多い金額帯 次に多い金額帯 平均値
低学年 100~200円 100円未満 1,004円
中学年 100~200円 500~700円 923円
高学年 1,000~1,500円 500~700円 1,246円

小学生のお小遣いの使い道は?

小学生はどんなものをお小遣いで買っているのでしょうか?

お小遣いの使い道を話合って決めておくことが凄く重要なんです。例えば、可愛い文房具をおねだりして買ってもらえたとします。そしたら次はまた買ってもらえると思うからです。でも、可愛い文房具は普通の文房具より値段が高いですよね。贅沢品ともいえるでしょう。

お母さんがこれは必要な文房具と判断すれば家計からこれは贅沢品と思えばお小遣いからなどと分けているご家庭もあるし、文房具は全てお小遣いから購入させているご家庭もあります。

おこづかいの使い方ランキング

次は小学生がお小遣いでどんなものを購入しているかを見ていきましょう。学年が上がっていくにつれて友達との交流にお小遣いを使う子が増えてくるのが分かりますね。自然と金額もある程度必要になってきます。

順位 低学年 中学年 高学年
1位 おかしやジュース おかしやジュース おかしやジュース
2位 おもちゃなど ゲームソフトやおもちゃ類 ゲームソフトやおもちゃ類
3位 ゲームをする ゲームをする まんが
4位 家の人へのプレゼント ノートや鉛筆など 本や雑誌
5位 ノートや鉛筆など まんが 家の人へのプレゼント
6位 本や雑誌 家の人へのプレゼント ゲームをする
7位 まんが 本や雑誌 ノートや鉛筆など
8位 友達へのプレゼント 友達へのプレゼント 友達へのプレゼント
9位    - 休みの日に遊びにいくときの交通費 友達との食事・おやつ代
10位    - アクセサリーや化粧品など 休みの日に遊びにいくときの交通費

参照:子どものくらしとお金に関する調査

 

小学生にお小遣いの管理の仕方を教える

お小遣いの管理の仕方を教えてから渡すのがおすすめです。

お小遣いを渡すペースを決める

まず伝えるのはご家庭でお小遣いをどんなペースで子供に渡すか?です。例えば月に一回500円を渡すのと二週間に一回250円を渡すのは同じお小遣いになりますが、管理する期間が変わってきます。低学年には週に1回などに分けて、高学年になるにつれて月1回に変えていくご家庭が多いようです。

  • 月に一回
  • 週に一回
  • 二週間に一回

お小遣いで買うものを決める

そして、そのお小遣いで購入して欲しいものをざっくり伝えます。欲しいものを買うのが一番なのですが、今までは全て家計から出してもらっていたお菓子やおもちゃ、文房具、説明しなければ子供はそれ以外のものをお小遣いで買おうとします。うちではお菓子は家計のお金で買いますが、グミや飴など個人で食べたいお菓子はお小遣いで買うように説明しています。また、ファンシーショップなどで販売されている可愛い文房具は趣味の1つとみなしてお小遣いで買うように説明しています。漫画や本は月のお小遣いでは購入できないので、図書館を利用したり、図書カードを頂いた時に購入しています。

おこづかい帳をつける

お金の管理を学ばせたいなら、おこづかい帳をつけてみるのがお勧めです。でも、なかなか習慣化されるまでには時間がかかるので、長い目で見ることが大切です。

お小遣い帳をつけるメリット

金銭感覚が身につく

お金の価値が分かるようになります。ものの値段にも興味がわくようになるので、同じものでもお店によって値段が違う事やお金を貯めて欲しいものを買うことを学べるように促してあげると良いです。

無駄遣いが減る

無駄遣いがあってもいいと思います。「これは勿体なかったなあ」と思えることが成長に繋がります。私も家計簿を長年つけていますが、なかなか無駄遣いは無くなりません。そう考えると多少の無駄遣いは大らかに考えられますね。

物を大事にするようになる

必要のないものは買わないように、一度買ったものは再び買わなくて済むようにしたいので、大事に使おうと思うようになります。

計画的になる

欲しい物リストを作り、どうしたら買えるようになるかを考えるのもいいと思います。

好きなお小遣い帳を買って「もらったお金」「使ったお金」「購入した物」「残りのお金」をしっかり記入し、1ヶ月に使った金額、予算内に納まったかどうかなどを計算し、振り返ることが大切です。家計簿と同じで記入するだけでは効果が半減してしまいます。

私も家計簿でよくするのが「無駄遣いチェック」です。子供が無駄だったな~と思える品物などに蛍光ペンや赤ペンなどで線を引いておくことで意識がハッキリします。

ただ、家計簿をつけることは大人でも難しいことですし、向き不向きがありますので、お子さんの適正を見ながら、少しずつ教えてあげてもいいと思います。

子供のお金のことで気をつけたいこと

前借りや追加はしない

「お小遣いを使い切ってしまったから翌月分のお小遣いをちょうだい」と言われることもあるかもしれません。でも、前借りは良くありません。将来ローンに苦しむ我が子が見えてきそうで怖いですね。しかし、困ってる我が子を見ると、かわいそうな気持ちになってしまいそうです。我慢することを学べる機会として私も頑張りたいと思います。ある程度大きくなってから、お友達の誕生日のプレゼントを買いたいからなどきちんと理由がある場合は前借りをOKとし、その分のお金は次の月のお小遣いから引いて渡しても良いかなと思います。

お金の貸し借りをしてはいけない

兄弟や友達とのお金の貸し借りは金銭トラブルになってしまうかもしれませんし、将来的にもお金の貸し借りを安易に考えていると大変なことになってしまいます!絶対お金の貸し借りはしてはいけない!と強く伝えることも重要だと思います。お金のトラブルは本当に怖いものです。保証人になったばかりに破産することになってしまったり、人から恨みをかって、最終的には殺人事件まで発展することさえあります。

お金のトラブル

・友達のお金や物を盗む。

・上級生からお金や物を要求される。

・お金を落したり、無くしてしまう。

どんなに気をつけていても、親の気持ちとは違う方向に子供が向かってしまうこともあります。しかし、原因は「我慢できないこと」である可能性も高いのです。

大人でもクレジットカードで無計画に買い物をしてしまい、ローンから抜け出せない生活をしてる人もたくさんいます。小さい頃から欲しがるものを何でも買い与えてもらえた子供は我慢ができなくなります。

手に入れることが目的になってしまい、手に入ったらもう興味がなくなってしまうことさえあるのです。これは大人の「買い物依存症」に似ている状態です。買い物依存症とはストレスを買い物をすることで発散してる人の状態を言います。ひどい場合は手に入れないと平常心ではいられなくなるほどです。借金してまで品物を手に入れようとします。

お子さんが将来こうなってしまったらと考えると恐ろしいですよね?

小学生のお小遣いを貯金させる

お小遣いをもらったら、そこから貯金をします。貯金は教育資金の口座とは別の娘がもらったお小遣い用の口座を新たに作ってそこに貯めています。

これを始めてから娘は一気にケチになりました(笑)自分のお小遣いで使うものは大好きな可愛い文房具を見つけた時ぐらいでほとんど使うことはありません。お金をためてコツコツと口座に預金をしています。口座の金額が増えていくのが楽しいみたいです。

小学生へのお小遣いの与え方

子供のお小遣いをどのように渡すかはご家庭によって違いがあります。

お手伝いをしたらお駄賃をもらうお駄賃制と毎月決まった額のお小遣いももらう定額制の2つが一般的です。

お駄賃制は子供に「働いてお金を得ること」を学ばせることができます。また、慣れてくると自ら仕事を見つけて働くようになります。ただ、お駄賃制は子供によってはお駄賃をあげないとお手伝いをしない子になる恐れもあり、賛否両論です。

一方、定額制は「決まった金額の中でやりくりすること」を学ばせることができます。しかし、働いてお金を得ることを学ばせることはできません。

それでは何もしなくてもお金がもらえるという感覚を身につけてしまう可能性があります。また、お金は簡単には手に入らないことを学ぶことはできません。そんなときの対策として、

定額制+報酬制を取り入れてる方もいます。

少なめのお小遣いを定額制のお小遣いとして設定し、お手伝いをしたら報酬をプラスする方法です。

報酬制は抵抗があるのですが、お金を稼ぐことの大切さをどう学ばせていくか?は頭を悩ませるところなのです。

そこで、頑張ったご褒美制はいかがでしょうか?

お手伝いを頑張れたら好きなおやつをプラスする!

また、一ヶ月単位でのご褒美にして漫画や本を買ってあげるというのも良いかなと思います。

夏休み限定にしてみる!

夏休みの間、毎日お手伝いをお願いして、夏休みの終わりに頑張ったご褒美として金額を決めて好きなものを買ってあげるのはいかがでしょうか?

ポイント

感謝の気持ちをしっかり伝える。

「助かったよ」などと伝えると「自分も役に立った」という思いから、自己肯定感にも繋がります。

提案1、2共にご褒美をあげる時には最初からご褒美について子供に説明しておくと良いです。また、「お手伝いしてくれてありがとう!頑張ってくれたから、ご褒美をあげるね。」などときちんとなぜご褒美をあげるのかを伝えて下さいね。

子供のお小遣いの使い方は失敗しながら学んでいく

お小遣いを渡すようになると、親のイライラが募るようになります。

「お小遣いをあげたらすぐ使ってしまう」「無駄遣いばかりする」などや「お金を落してしまった」などのトラブルもあります。しかし、この失敗から大切なことを学ぶのです。

「買わなきゃ良かった」「勿体ない物を買ってしまった」誰しもそんな経験があるかと思います。その時に大いに後悔することが大切なのです。

子供の頃にするお金の失敗は何とかなりますが、大人になってからの失敗は取り返しがつかないことが多いのです。

しかし、この経験で親が「かわいそうに、じゃあ今回だけもう一度お金をあげよう」などという対処をしたら、子供に失敗してもまたお金を出してもらえると教えているようなものです。

お金のしつけが成功するためには子供が安心して失敗できるように親子間の信頼関係を築く努力を常にしている必要があります。

もし、お小遣いの使い方を失敗してしまっても生活に困る訳ではありません。お小遣いがなくても生きていけます。

しかし、泣きわめいたりする子もいるでしょう。

あれ、困りますよね。

もうお小遣いを使い切ってしまったのに、他の物を欲しがったら買い与えてしまうと、将来我慢ができない大人になってしまいます。

そんな時は他に気持ちをそらしてみましょう。

子供は意外と簡単なことで気が紛れるものです。

そして、親が強い意志を持って決めたことを貫いてください。

どうしてもグズグズと機嫌が悪くなることもありますが、そんな時は怒ったりせず、放っておきましょう。

サラッと言いましたが、親だってイライラします。

上記のような場合に平常心ではいられないことも多いですよね。

分かります。

しかし、子は親の鏡とも言います。

この時の親の対応はそのまま子供に引き継がれてしまうことも多いのです。

お互い気をつけたいですね^^;

子供にお小遣いをあげるメリットは?

①お金の大切さを知る

お小遣い制にすることでお金は限りがあることを学びます。

②やりくりを学べる

お金の管理をしているうちにやりくりを学んでいきます。

やりくりができないと一人暮らしをすることになった時や結婚した時にやりくりができないと借金をすることになりかねません。

③計画性が身につく

欲しい物がある時はお小遣いから貯めて購入すると計画性が身につきます。

欲しいものはすぐ手に入らないことを学んでおくと自制心も身についてきます。

④品物の価値が分かる

自分で買い物をするようになると、物の値段に興味が湧いてきます。

今まで買ってもらっていたおもちゃがどれだけ高いものなのかも実感することになり、金銭感覚が身につきます。

子供のお小遣いは教育に最適!

お金のしつけは子供の体や心の発達に合わせて教えていくのがベストです。

どの時期にどんなことを教えてあげたらいいかを順に説明しますね。

小学校低学年(1,2年生)のお金のしつけ

・お買い物ごっこなどでお金のやりとりに興味を持たせる。

・近所のお店でおつりの出ない買い物をさせてみる。

・お小遣いの中でやりくりできるものを決める。

・習い事や給食費など子供にかかっているお金について話をする。

・家の手伝いをしてお駄賃を渡す制度を取り入れる。

小学校中学年(3,4年生)のお金のしつけ

・やりくりするものを少しずつ増やす。

・働くことの素晴らしさを教える。

・ふだんのお金と貯金の違いを教える。

・ライフプランについて一緒に考える。

小学校高学年(5,6年生)のお金のしつけ

・予算を決めておつかいをさせる。

・高額でも欲しい物は自分で買わせる。

・将来の夢について実際にかかるお金や進む道を一緒に考える。

・貯金と利息の話をする。

お金について話す

お金の管理をすると同時にお金のことについても教えていきます。

今どのくらいお金がかかっているか?そして、今後どのくらいのお金が必要となるのか?

昔はそんなことは子供に話すものではないと考えられていましたが、最近ではむしろきちんと説明してお金について学ぶべきだと考える方が多いです。

そして、将来の夢やその夢を実現するためにはどのくらいお金が必要なのかも一緒に調べてみるといいですね。

将来その職業に就かなくても全然問題ありません。今、なりたい職業に就くにはどんな大学を卒業する必要があるのか?

学費はいくらかかるのか?その職業のお給料なども調べてみるといいですね。

また、生活するにはどのくらいのお金が必要なのかを知ると、よりお給料と生活費のバランスが身近になるかもしれません。

お給料が10万円なのに、生活費に20万円かかっていたら赤字になってしまいます。

○○ちゃんなら、どうする?などと質問して考えさせてみるのもいいですね。

思いもよらない答えが返って来るかもしれませんね。

最後に

いかがでしたか?将来いくらお給料がもらえる職業に就けても、お金遣いが荒いと身を滅ぼす元になってしまいます。きちんと家計管理ができる大人に育てるためにも、今からしっかり金銭感覚を身に着けておくことが大切です。

最後までお読み頂き、ありがとうございます。

またお越しくださいね。

 

 

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