最近はラン活と呼ばれるほど、ランドセル選びに力を入れる親御さんが多いそうです。
ランドセルって結構大きいですよね?小柄な女の子だとランドセル背負って登校させるのが心配だったりします。
そこで今回は出来るだけ小柄なお子さんの負担を減らしてくれるランドセルの選び方をご紹介します。
ランドセルの選び方のコツは背負ってみること!
何より大切なことはランドセルを使用するお子さんが背負ってみることです。
ランドセルの中に教科書を入れた時にランドセルが背中にフィットしていると背負いやすいです。
隙間があると重心が後ろに下がり重く感じてしまいます。
ランドセルの試着のポイント
・肩ベルト付け根が肩から背中にかけて沿うよう立ち、隙間ができていないか確認してください。
・左右の肩ベルトの位置を合わせたときに、どちらかのベルトが浮いていたり、どちらか一方だけで支えられていないか確認してください。
・ランドセルを背負った時に背中や肩ベルト、バックル部分などランドセルがあたる部分で痛いところはないか確認してください。
(この時ランドセルの中に重しを入れると分かりやすくなります。)
ランドセルの選び方は重さがポイント!
小学生のランドセルはとても重いです。最近の調査では小学校一年生~三年生までのランドセルの重さは5.7~9.7㎏くらいだそうです。
そのため、腰痛になる子までいます。その事態を受けて、文部省が「置き勉」を認めることになりました。
うちの娘の通う小学校でも一部の教科書は「置き勉」が許されています。とは言え、それでも重いランドセル。せめてランドセル本体は軽くしてあげたいですよね?
そこで軽いランドセルをご紹介したいと思います。
第一位 ふわりぃ
ふわりぃはクラリーノを使用した、人工皮革のランドセルです。
ランドセルの平均重量は800~1,080gと最軽量です。
ふわりぃの一番の特徴は肩ベルトです。
次の3タイプから、お子さんに合った肩ベルトを選ぶことができます。
スタンダードタイプ
両サイドと中央の柔らかいクッション肩への負担を軽減する基本モデルです。
ハイクッションタイプ
クッション部分をリブ構造にすることで肩のズレ防止追及しています。
立体裁断タイプ
体に沿った形状のカーブを取り入れ、フィット感を追及しています。
ふわりぃには専用チェストベルトが販売されています。
小柄なお子さんのママはこのチェストベルトをご購入されている方が多いんですよ。
肩ベルトがずれにくく、ランドセルが背中にピタッとつくので、重心を身体に近づけることができて、チェストベルトがない状態よりも軽く背負うことができます。
色も豊富なので、ランドセルに合わせて選ぶことができます。
第二位 フィットちゃん
フィットちゃんは傷に強いクラリーノ®︎を使用したランドセルです。
平均重量は1,100g~1,200gです。
フィットちゃんの一番の特徴は「フィットちゃん背カン」です。
「背カン」とはランドセル本体と肩ベルトを繋ぐ部品のことです。この背カンの働きにより肩ベルトを25°に立ち上げることができます。
肩ベルトを25°に立ち上げることで、ランドセルと背中がフィットし、肩への負担を従来のランドセルの半分に軽減することができます。
また、肩ベルトが左右別々に動くことで体が大きくなってもランドセルを背負いやすく、降ろしやすいです。
第三位 セイバン
セイバンは「天使の羽」で知られる背負いやすいランドセルです。
平均重量は1,100g~1,300gです。
セイバンの一番の特徴は耐久性が高いことです。
「タフかるプレート」
ランドセルの内部に頑丈なプレートを入れています。
スタイルキーパー
特に教科書を取り出す取り出し口には形状を維持する工夫が施されています。
2重巻きで補強
擦れやすい蓋やコーナー部分には2重巻きで補強されています。
総内張りPET
キズや汚れに強いPET素材が総内張りになっているのでお手入れも簡単です。
その他
- 牛革:1,400g前後
- コードバン:1,500g前後
- タフガード:1,300g前後
ランドセルの選び方どんなことで失敗した?
みなさんどんなことでランドセルでの失敗したと感じているのでしょうか?
価格で失敗
・高いランドセルを購入したら、「もっと軽いのが良かった」と子供に言われた。
・安いランドセルを購入したら、型崩れした。
重さで失敗
・軽さ重視で購入したら、A4サイズのファイルや資料が入らず手持ちバックを毎日持っていくことになった。
・軽さ重視で購入したら、強度が弱く、形が崩れてしまった。
・A4サイズファイル対応のランドセルにしたら、大きすぎた。普通サイズでも良かった。
ポケットで失敗
・ポケットや仕切りがたくさんあるものを選んだら、強度がイマイチで形が崩れてしまった。
・細かく仕分けして入れたりしないので必要なかった。
色で失敗
・水色を購入したが、傷や汚れが目立つ。
・本革高級ランドセルを親が気に入って購入したら、小学生には受け入れられなかったようで、友達に色々言われたみたい。本人に選ばせてあげれば良かった。
・キャラクターとコラボしたランドセルにしたら、高学年になって恥ずかしくて使いたくなくなった。
ランドセルを使用する期間が短かった
・高学年になったらランドセルではなく、リュックを使用するようになった。
・中学年からリュックになった。少ししか使わないなら、もっと安いランドセルで十分だった気がする。
小柄な女の子にはどんなランドセルがおすすめ?
ここまでの話をまとめると
・背負った時に背中にフィットするランドセルの方が軽く感じる。
・A4ファイル(220mm×310mm)が入るランドセルがおすすめ。
小学五年生の娘がランドセルに入れるものの中で一番大きいものがA4サイズのプリントが入るファイルです。
中が5ポケットになっていて、プリントを分けています。これが入れば十分だと思います。
・汚れが目立たず女の子に人気のある色は赤とピンクです。
ただ、高学年になるとピンクを避けるようになる子も多いです。
・ランドセルの重さもできれば軽い方がいいけれど、軽いものは形が崩れやすいので耐久性は重要です。
最後に
お子さんにランドセルを選ぶポイントをアドバイスしてあげた上で本人に選ばせてあげるのが一番「親御さんが後悔しないランドセルの選び方」のようです。
今は色々なタイプのランドセルがあるのでもしかしたらどのランドセルを選んでも「他のランドセルの方が良かったかも」と思うものかもしれません。
しかし、自分で選んだものなら自分に責任がある。
ラン活もある意味勉強なのかもしれません。
お気に入りのランドセルが見つかりますように。
そして、ご入学おめでとうございます。
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