小学生でも花粉症にかかるお子さんは珍しくなくなりました。
小さいうちから花粉症を発症してるお子さんは大人になってからアレルギーになった人よりアレルギーが重いといえます。
近年増えてきた花粉症のレーザー治療は子どもに使えるのか気になる親御さんもいらっしゃると思います。
今回は花粉症のレーザー治療について次の項目に焦点を当ててまとめてみました。
・花粉症で鼻づまりのレーザー治療はどんなことをするの?
・花粉症のレーザー治療は子供も受けられる?
・花粉症のレーザー治療の値段は?
・花粉症のレーザー治療の副作用は?
花粉症のレーザー治療はどんなことをするの?
花粉症のレーザー治療は鼻粘膜の表面をレーザーで照射するのですが、病院によって違いがあります。
母が受けたレーザー治療は光融合型レーザー治療というもので、治療時間が短く副作用も少ないのが特徴です。
一方、光破壊型レーザー治療は鼻水が出てくる部分を燃やしたり、切り取ったりしますので、術後の出血もひどく、治療時間も30分位かかります。
花粉症のレーザー治療の副作用は?
まずは光破壊型レーザー治療の副作用からご説明します。
レーザー治療をする前に 麻酔します。
鼻の粘膜に、表面麻酔と、血を出にくくする作用のある薬液スプレーをします。
次に、麻酔液を浸したガーゼを鼻の中に入れ、15分くらい待ちます。
麻酔の時に痛みを感じる方もいます。
その後、炭酸ガスレーザーを照射します。
この時も痛みを感じる方もいらっしゃるようです。
治療時間は30分ほどかかるところが多いです。
光破壊型レーザー治療の副作用やデメリットは?
レーザー治療後数日は鼻水が止まらず、一ヶ月近くかさぶたのような血の塊が出てくることもあります。
次に光融合型レーザー治療の副作用についてご説明します。
レーザ治療をする前にスプレータイプの麻酔をします。
治療時間は5分程度です。
光融合型レーザー治療の副作用やデメリットは?
レーザー治療後数日は鼻水がなどの症状があります。
光融合型レーザー治療の方が副作用が少なく、痛みも少ないです。
花粉症のレーザー治療の費用は?
母が受けたレーザー治療費は10,000円(3割負担)でした。
病院によって違いはありますが、だいたい7,000~10,000円(3割負担)くらいです。
また、診察によってはアレルギー検査料として別途5,000円程度(3割負担)かかることもあります。
花粉症のレーザー治療の体験談
それでは花粉症のレーザー治療を受けた方の体験談をご紹介します。
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麻酔をするので、それほど痛くはありませんでした。
術後は 2・3日くらい痛みが少しありましたが、鼻づまりが良くなりました。
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受ける前に医師から言われたことは、「根本的な治療ではなく、症状が軽減したり、今までよりは軽い薬で済む程度のものと思ってください」ということでした。
実際はやはり、治療を受けている間はいくら麻酔をかけても痛かったり苦しいことはありました。
やって良かったのは、鼻づまりだけは軽減された(ほとんどなくなった)ことです。[/colored_bg]
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私は毎年レーザー受けてます。
いつも当日と翌日だけ副作用の鼻水や鼻詰まりの症状が出ます。
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治療後の痛みは初日だけです。 鼻の奥に少し違和感が あるって感じで痛みというほどではありません。
それと2,3日 鼻水がよく出ます。
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病院の薬の効いたり効かなかったり 市販の薬は 鼻は止まるけど 眠くなるし 喉はカラカラ、
本当に苦痛から 脱出したくて レーザーに挑みました。[/colored_bg]
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レーザー自体はあまり痛みは無かったです。
レーザー後はまったく症状が出ませんでした。もちろんマスクや薬なしです。
花粉症は 毎年 重症で 病院を変えたり 薬をかえたり 余りにもひどく ステロイド注射に頼った年もありました。
今はレーザーで 落ち着いています。 [/colored_bg]
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花粉症でしたら、花粉がひどくなる時期より前に受けるのがベストです。12月頃がオススメだと思います。
副作用はありませんでしたが、治療をしたあとすぐはあまり効果なかったのですが、花粉症の時期の頃には良くなってほとんど感じませんでした。
私はレーザー治療を受けてだいぶ良くなりました。
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レーザー治療の効果は人によって違うようです。
母はレーザー治療後3年間は花粉症の薬を服用することもなく、鼻水が出ることもなく、目が痒いといったこともありませんでした。
レーザー治療の効果期間は?
一度治療を受けたら、1~2年くらいは効果が持続する方が多いようです。
なかには年に数回受ける方もいます。
治療を受けても効果が出ない方もいます。
花粉症のレーザー治療の効果期間は個人差があります。
花粉症対策にレーザー治療を選ぶ理由
では、どのような人がレーザー治療を選択するのでしょうか?
- 今まで薬では効果がなかった人
- 眠気など、薬の副作用が気になる人
- 妊娠中や授乳中のため、薬の副作用を避けたい人
- 通院することが難しい人
- 鼻づまりの症状が強い人
花粉症対策はレーザー治療よりまず薬物治療がおすすめ
私もそうですが、花粉症は薬でコントロールできることが多いです。
効いてないなと思ったら、かかりつけの医師に相談してみてください。
薬が合わないということもあり、薬を変えてもらったら症状が改善された方もいらっしゃいます。
また、眠気に関しては夜寝る前に服用する1日1回で効く薬を出してもらえれば、日中眠くて困ることはありませんでした。
知り合いは同じ薬を飲んでも眠くなると言っていたので、眠気の副作用も個人差があります。
薬物療法も様々な薬があるため、かかりつけ医と相談をして処方してもらってくださいね。
花粉症でレーザー治療を子供も受けられる?
軽い痛みを我慢できる小学校中学年の8歳からレーザー治療を受け入れている病院もあります。
また、中学生からの治療をおすすめしている医院もあります。
しかし、まだまだ開発されたばかりの治療法ですので、怖さもあります。
まずは薬での治療をおすすめします。
まとめ
花粉症のレーザー治療は永久に治るわけではありません。
そのため、治療を受けても効果がなかったり半年~2年くらいでまた元の状態に戻ってしまうことがほとんどです。
しかし、いつも鼻がつまっていて苦しい方にとっては症状を軽減できる治療ともいえます。
お子さんについては、更に慎重に決断する必要があります。
かかりつけ医に相談し、お子さんも納得した上での治療がおすすめです。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
またお越しくださいね。
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