睡眠の質を上げる方法【スッキリ】慶応大学教授が解説・爆売れ飲み物やグッズも紹介!

睡眠

2022年6月2日(木)の「スッキリ」で放送された「質の良い眠り」についてご紹介します。最近は睡眠の質を高めたい人が急増しているそうです。

慶応義塾大学医学部特任教授スリープクリニック調布の遠藤拓郎院長の解説や爆売れしている飲み物や眠りに特化したホテルなどの情報をまとめました。

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睡眠の質を上げる方法【スッキリ】慶応大学教授が解説・爆売れグッズも紹介!

平日の睡眠時間

日本 アメリカ 韓国 フランス 中国
睡眠時間 6.2 6.4 6.7 6.9 7.2
満足度 29% 40% 41% 35% 57%

出典:フィリップス・ジャパン

よく眠れる?乳酸菌飲料が爆売れ!

そんな睡眠満足度の低い日本ですが、去年4月からヤクルトが全国発売した乳酸菌飲料「Yakult1000」が飛ぶように売れていて、売り切れが続出しているそうです。

流行りに乗ってヤクルト1000を飲み始めた人 笑
めちゃくちゃ眠れる◎
そして寝起きもスッキリ◎
普段4~5時間しか寝られない
オレが昨日8時間も眠れた
オレの中で8時間睡眠は奇跡的
などなど、「睡眠の質が上がる!」とSNSで話題になりました。
「Yakult1000」は機能性表示食品で、その機能とは?
一時的な精神的ストレスがかかる状況でのストレスを和らげ、
また睡眠の質(眠りの深さ、スッキリとした目覚め)高める機能がある。
なぜ「Yakult1000」に睡眠の質を高める機能があるのでしょうか?
私たちの身体には活動している時に優位に働く交感神経と眠っている時に優位に働く副交感神経があります。この商品にはシロタ株という乳酸菌が高い密度で数多く入っており、それが交感神経に働いて睡眠の質に影響するとみているということです。
こうした睡眠の質の改善をうたった機能性食品は他にもあります。
さらには、睡眠の質を高めるマスクメロンまで販売されています。

食品以外でも、SNSで「秒で眠れる」と話題になったエッセンシャルオイルは品切れが続出しているそうです。

社員のための“睡眠改善プログラム”

そんな睡眠の質を高めたい人が増えている中、企業が社員のために睡眠改善プログラムを導入する動きが出てきています。

しかし、なぜ今こうした動きが出てきているのでしょうか?
「ニューロスペース」取締役の香山由佳さんによると、コロナ禍になって、リモートワークが当たり前になってきた中、生活リズムの乱れが睡眠の質に影響を与えているというのが、現状として分かってきているそうです。
それを元に企業が睡眠の質をしっかりと上げていくために、生活習慣を見直していきたいということで相談を受けるケースが増えているそうです。

睡眠を改善するには?

睡眠に関わるデータを取得して、そこから一人一人の特徴を導き出して、眠りの改善をしていくためにアドバイスを考えていくそうです。

手首にデバイスをつけたまま眠ることで、脈拍数や寝返りなどのデータを分析。

そして、健康診断の結果のようなレポートが社員の元に送られると共に、眠りを改善するアドバイスが送られるそうです。

睡眠の質に関係しているのは?

慶応義塾大学医学部特任教授スリープクリニック調布の遠藤拓郎院長のお話。

「睡眠の質」に関係しているのは、「眠りの深さ」です。

人は寝ている時、深い眠りのノンレム睡眠(脳が寝ている状態)浅い眠りのレム睡眠(脳が起きている状態)を交互に繰り返しています。

寝てからすぐはゆっくりした脳波がたくさん出た睡眠、朝方になるとその睡眠が出なくなって目覚めるそうです。
その深い睡眠の多い人が質のいい睡眠になります。

深い眠りのための具体的なアドバイス

  • 就寝1~2時間前に入浴する。
  • 日中運動をする。
  • 食事の時間を見直す。
  • 平日と休日の起床時間を2時間以内にする。
  • 寝よう寝ようと意識しすぎない。
  • 夕方以降はカフェインを控える。
こうしたアドバイスを実践することで、ある企業では約70%の睡眠満足度が改善されたそうです。

眠りに特化したホテルが登場!

「レム東京京橋」は“眠りをデザインする”というコンセプトで作られたホテルです。

快適な眠りを追及したオリジナルマットレスや寝心地に合わせて選べる枕、照明や香り、音楽に至るまでより良く眠れるようにこだわっているそうです。

枕はオリジナルで作られたもの2種類から選べます。

レム東京京橋
東京都中央区京橋二丁目6番21号
TEL :03-6843-0606
FAX :03-6862-0607
公式サイト

質の良い睡眠のためには

質の良い睡眠には、コルチゾールを分泌させないことが大切だそうです。

コルチゾールというのは、ストレスを感じた時に分泌され、糖を作り出し代謝を促進するので、寝つきが悪くなり、熟睡できなくなります。

そのため、ストレスを発散できるような方法を日頃から意識しておくことが重要です。

ベストな睡眠時間は?

一般的にベストな睡眠時間は、0時~6時を中心に7時間睡眠といわれています。

しかし、ベストな睡眠時間は人によって違います。
大切なのは、仕事の日と休日が同じ睡眠時間であることだそうです。
寝だめは平日の睡眠不足を休日に回復している状態。
休日にたくさん寝てしまうということは、平日の睡眠時間が足りてないことになります。
歳をとるにつれて、食欲や体力と同じで年齢と共に睡眠力も確実に落ちます。

睡眠の質が悪くなる原因は?

  • カフェインのとりすぎ
  • ストレス
  • 高齢

おわりに

睡眠の質を上げる方法についてご紹介しました。

 

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